【悲報】ホンダ新型WR-Vの一部グレードが「発売後僅か1か月」で受注停止に…更に現行フリードも全グレード新規受注終了で在庫車両のみ→いよいよフルモデルチェンジへ

新型WR-Vは予想外の売行きで一部が受注停止になったようだ

2024年3月22日発売されて1か月以上が経過した、ホンダ新型WR-V。

前回のブログにて、WR-Vが発売後1か月で目標月販台数(3,000台)の4倍以上となる13,000台の受注を獲得したことをお伝えしました。

その内訳として、最も売れているのが中間&訴求グレードとなるZグレードで、2番目が上位グレードZ+、そして3番目がエントリーグレードXとなります。

今回新たな情報として、WR-VのエントリーグレードとなるXが2024年4月末時点で受注一旦停止になっていることが明らかとなりました。


どうやらXグレードの月産台数と振り分け台数が極端に少ないらしい

私がいつもお世話になっているホンダディーラーからの情報によると、どうやらWR-VのエントリーグレードXは、元々の月産台数がZグレード/Z+グレードに比べて極端に少ない上に、年間の振り分け台数が決まっているとのことですが、その年間の振り分け台数分の受注を僅か1か月で満たしてしまったとのこと。

そのため、2024年4月下旬時点でのXグレードの納期は「約1年」と言われていて、このままだと受注を受け続けると、2025年モデルの年次改良分に到達してしまうことから、早期的に受注を停止しているそうです。

Xグレードは月産僅か167台のみ(約5.6%)?!

ホンダ側も、グレード構成の僅か15%(約2,000台)とはいえ、まさかエントリーグレードXがここまで注文が入るとは予想もしていなかったそうですし、何よりもX/Z/Z+グレードで快適装備に大きな違いが無いのがポイント。

WR-Vは、パッケージングが充実していて約210万円からにて購入できるというのが一番の魅力であり、「想定を上回るレベルで売れている」のかもしれません。

なお、発売から1か月後の累計受注数が13,000台で、その内の15%がXグレードということであれば、約2,000台の受注が入っていることになり、更に納期が約1年ともなると、単純にXグレードの月産台数は約167台ということになり、月産台数3,000台の内の僅か5.6%ということになります(いくら何でも少なすぎませんかね…)。

XグレードとZグレードでは、そこまで大きな装備差は無い

参考までに、WR-VのXグレードとZグレードとの装備差としては以下の通りで、パドルシフトや後席用ベンチレーション(エアコンの吹き出し口)、予防安全装備Honda SENSINGも標準装備ですから、あまり質感に拘らない方からすると、Xグレードでも十分すぎるパッケージであることがわかります。

◇シート表皮
Xグレード:ファブリック
Zグレード:プライムスムース×ファブリックのコンビシート

◇ステアリングホイール
Xグレード:ウレタン巻き
Zグレード:本革巻き

◇セレクトレバー
Xグレード:ウレタン巻き
Zグレード:本革巻き

◇フロントドアライニング/フロントドアアームレストの表皮
Xグレード:無塗装ブラックの樹脂
Zグレード:ソフトパッド

◇アームレスト付きセンターコンソール
Xグレード:ファブリック
Zグレード:プライムスムース

◇リアセンターアームレスト(ドリンクホルダー付き)
Xグレード:無し
Zグレード:有り

◇パーセルカバー(トノカバー)
Xグレード:無し
Zグレード:有り

◇LEDフォグライト
Xグレード:無し
Zグレード:有り

◇ホイール
Xグレード:16インチスチールホイール
Zグレード:17インチアルミホイール

2ページ目:2024年4月下旬で、現行2代目フリードが新規受注受付けを終了!