2023年12月に発売予定の中国製ホンダ新型オデッセイは売れる?競合のトヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアにどこまで対抗できるのだろうか?

2023-06-22

(続き)ホンダ新型オデッセイについてチェックしていこう

引き続き、中国製ホンダ新型オデッセイについてチェックしていきましょう。

内装においては、11.4インチのHonda CONNECTナビゲーションディスプレイが設定可能になり、リヤ後席モニターも15.6インチと新型ステップワゴン(New STEPWGN)と同等クラスになりましたから、仮にこれらのディーラーオプションを追加するとなると、オプション費用だけで50万円~70万円アップは避けられないところ。

そうなると乗り出し価格では、最も安価e:HEV ABSOLUTEで500万円~520万円ほど、BLACK EDITIONで550万円~570万円ほどになることが予想されます。


ブランド力の強いトヨタ新型アルファード/ヴェルファイアにどこまで対抗できる?

via:Instagram

オデッセイの装備内容としては十分豪華だと思う一方で、個人的にもう一つ気になるのは、2023年6月21日に発表・発売されるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)に対抗できるのかどうか?ということ。

フラッグシップ&ラージミニバン市場では独壇場となっているアルヴェルですが、今回の約8年ぶりの4代目となるフルモデルチェンジにより、一気に商品力を高めるため、このモデルに対抗することは中々に難しいところ。

新型アルヴェルの初回生産枠は、各販売店への振り分け台数も決まっていて、地方の販売店によっては「初見お断り(既存オーナーからの紹介も不可)」「残クレもしくはディーラーローン優先」「下取り優先」などの諸々の条件があるところも少なくはないながらも、既に発売前から多くの問合せが殺到しているレベル(まさに殿様商売だな…)。

なかには、もしかすると新型アルヴェルからオデッセイに流れるユーザーも出てくる?ということも見越しているかもしれないのですが、まずはオデッセイの価格帯が2021年モデルからどこまで高騰するのか注目したいところです。

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