トヨタ新型GRMNヤリス/クラウンにリコール!更にダイハツ・ムーヴやスバル・ステラなどのOEMモデルなども7万台超えの大量リコール→既に物損事故も
最悪の場合、ドアロックなどが機能しなくなる恐れアリ
トヨタのハイパフォーマンスモデルとなる新型GRMNヤリス(Toyota New GRMN Yaris)の1車種・計153台にリコール。
不具合内容としては、バックドアの防水用キャップにおいて、作業指示が不適切なため、当該キャップが組付けられておらず、高圧洗車等により電気配線が被水することがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けると、コネクタ端子に錆が発生して導通不良となり、番号灯、補助制動灯およびドアロック等が機能しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][GRMNヤリス]
・4BA-GXPA16/GXPA16-0009707~GXPA16-0011466/令和 4年 1月25日~令和 5年 2月13日/153台(GRMN仕様車、GRMNサーキットパッケージ仕様車)
改善措置としては、全車両、防水用キャップを追加するとともに、番号灯および電気配線を新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
ヘッドライトの光度が徐々に低下する恐れアリ
続いて、トヨタ・クラウンのタクシー仕様1車種・98台にリコール。
不具合内容としては、前照灯においてタクシー用途等で使用する際、想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブからの熱と紫外線により反射板のアルミ蒸着が剥離することがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けると、集光不足となり、光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準第32条(前照灯の基準)を満足しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][クラウン]
・DBA-GRS210/G R S 2 1 0 – 6 0 0 0 9 6 1 ~ G R S 2 1 0 – 6 0 1 7 5 6 6/平成 24 年 12 月 26 日~平成 27 年 9 月 11 日/25台(事業用)・DBA-GRS211/G R S 2 1 1 – 6 0 0 0 5 3 6 ~ G R S 2 1 1 – 6 0 0 3 2 9 7/平成 25 年 1 月 18 日~平成 25 年 7 月 29 日/5台(事業用)
・DAA-AWS210/A W S 2 1 0 – 6 0 0 2 7 9 5 ~ A W S 2 1 0 – 6 0 9 3 7 2 5/平成 25 年 2 月 7 日~平成 27 年 7 月 30 日/64台(事業用)
・DAA-AWS211/A W S 2 1 1 – 6 0 0 1 5 9 8 ~ A W S 2 1 1 – 6 0 0 5 4 2 7/平成 26 年 10 月 8 日~平成 27 年 8 月 3 日/4台(事業用)
改善措置としては、全車両、前照灯の反射板を対策品に、レンズを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。