価格は驚きの約1,800万円から!中国にてトヨタ新型アルファードが”シレッ”と発売スタート!更に同価格帯で新型クラウンヴェルファイアも発売

さすがにこの価格帯で購入できるのは限られた富裕層だけになりそうだ

2023年6月21日に発表・発売された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

中国市場においても、ヴェルファイアをベースに王冠エンブレムへと移植した中国専売モデルとなる新型クラウンヴェルファイア(New Crown Vellfire)が発表されましたが、実はこのモデルに加えて”シレっ”と発表されたが、中国市場向けの新型アルファードです。

よくよく考えてみると、日本仕様のアルファード/ヴェルファイアが発売される前に、中国にてプロモーション映像を撮影していた?とされるアルファード・エグゼクティブラウンジ(Executive Lounge)の映像がリークされて大きな話題になりましたが、ようやく”あの”リークされたモデルが発表されたということになりますが、車両価格があまりにも高額のため、果たして中国市場では売れるのだろうか?という疑問もあります。


中国市場向け新型アルファードはExecutive Loungeのみのグレードラインナップ!

まずは中国市場向け新型アルファードのグレード構成をチェックしていきましょう。

日本市場向けとは異なり、やはり豪華絢爛なラグジュアリー志向に特化したグレードのみの設定になるとのことで、日本で言えば排気量2.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドのExecutive Lounge(エグゼクティブラウンジ)をベースにしたグレードのみをラインナップするとのこと。

◇2.5L智能电混双擎尊贵版:[E-Fourのみ]89.90万元(日本円に換算して約1,800万円)

◇2.5L智能电混双擎臻享版:[E-Fourのみ]90.90万元(日本円に換算して約1,820万円)

ちなみにこれらのグレードは基本的に同じで、臻享版が特別塗装色を選択した際のオプション込みのグレードなのだそう。

日本仕様のようにプラチナホワイトパールとブラック、プレシャスレオブロンドの3種類がラインナップされるものと予想されますが、プラチナホワイトパールとプレシャスレオブロンドが臻享版に該当するものと予想されます。

中国メディアAutohomeによれば、中国市場向けも基本的に日本市場向けと同じボディサイズになる予定とのことで、全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm、ホイールベース3,000mmと、中国でのフラッグシップミニバンとしてはコンパクト。

競合モデルはビュイック新型センチュリー?

なお参考までに、中国専売モデルでお馴染みとなるフラッグシップミニバンのビュイック新型センチュリー(Buick New Century)ですが、こちらはボディサイズが全長5,230mm×全幅1,980mm×全高1,867mm、ホイールベース3,130mmとかなり大きめ。

ビュイックがラインナップする上級ミニバンの新型GL8よりも全幅+102mm、ホイールベース+42mm大きくなり、更にリヤクォーターガラスも大きくなって開放感も抜群ですし、車内の快適性はアルファード/ヴェルファイアよりも更に高いものと予想されます。

価格帯に関しても2.0Lマイルドハイブリッドモデルではあるものの、アルファードに比べると安価なイメージがありますね(日本円で1,000万円は超えますが…)

【(2023年)新型センチュリーのグレード別価格帯一覧】

◇蕴世版・ユンシエディション(3列6人乗り):52.99万元(日本円に換算して約1,080万円)

◇逸世版・エスケープエディション(2列4人乗り):60.99万元(日本円に換算して約1,245万円)

◇私享版・プライベートエディション(3列4人乗り):68.99万元(日本円に換算して約1,408万円)

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