再びフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンが納期遅延で「1年以上」に…ホンダが2023年7月「2回目」の最新工場出荷目途一覧を更新!現行N-BOXも次々受注終了へ
(続き)2023年8月7日のホンダ次期N-BOXの先行受注受付けに備え、現行モデルも受注終了へ
ここからは、私がいつもお世話になっているホンダディーラー複数社にて取材させて頂いての最新情報をチェックしていきましょう。
発表時期は2023年10月5日予定!新型N-BOXは長納期確実か
まずは、2023年8月7日に先行受注の受付けをスタートし、同年10月5日に発表予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOX/N-BOX Customですが、本モデルの先行受注受付けに備え、現行2代目N-BOXの受注を終了しているディーラーが増えているとのこと。
多くのディーラーでは、在庫車両や見込み発注分の車両を販売しているところが多いものと予想されますが、次期3代目ではどれだけの受注が入るのか注目したいところですし、納期もどこまで長期化するのかも要チェック。
前回のブログでもお伝えした通り、新型N-BOXのグレード構成は大きく以下の通りで、ノーマルボディではターボが廃止、ノーマルとエアロボディCustomではスーパースライドシートEXが廃止となる予定です。
【(2024年)新型N-BOX/N-BOX Customのグレード構成一覧】
[ノーマルボディ]
◇自然吸気系(NA):[2WD/4WD]
[エアロボディCustom]
◇自然吸気系(NA):[2WD/4WD]
◇ターボ系:[2WD/4WD]
グレード構成は以上の通りとなります。
お気づきの通り、現行N-BOXのようにGグレードやLグレードが無いため、かなりグレードやオプションも集約されて選択肢が少なくなることが予想されます。
新型ZR-Vは「BSI+後退出庫サポート」非装着グレードでも納期半年以上
最後は2023年4月21日に発売された新型ZR-V。
こちらは、通常のガソリンX/e:HEV X/ガソリンZ/e:HEV Zの受注を停止中で、短納期対策のブラインドスポットインフォメーション[BSI]+後退出庫サポート非装着グレードのみのラインナップとなっていますが、どうやら非装着グレードでも最低半年以上で、私がお世話になっているホンダディーラーだと「e:HEV Z&レス仕様」で9か月近くまで納期が延びているとのこと。
ZR-Vの全国の受注数は3万台を突破していますが、2023年6月度の新車販売・登録台数が1,823台だったことを考えると、仮にこれらのバックオーダーを全て捌き切るとなると「16.5か月(≒約1.4年)」かかるわけですが、今後更に増産体制に入ることができるのか、それともペースを落としてしまうのか注目です。