ホンダ新型ステップワゴンが納車されて1年1か月が経過!「ナビは相変わらずポンコツで自動地図更新していない?」「シートの汚れはほとんど無し?」等

新型ステップワゴンは2列目の快適性という点では優れているが、その他では課題もかなり多い

2022年6月に私に納車されて1年1か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。

本モデルの走行距離も8,200kmを超え、今後もまだまだ距離を伸ばしそうなところですが、今回は納車後1年1か月経過してのオーナーズレポートということで、個人的に気になったポイントや不満に思っているところも含めてチェックしていきたいと思います。

今回チェックしていきたいポイントは、ステップワゴンのディーラーオプションとなる11.4インチナビゲーションディスプレイの使い勝手と、(1年1か月経過しての)燃費性能、シート表皮の汚れ等になります。


ステップワゴンのナビも相変わらずポンコツだった件

まずステップワゴンが納車されてから常々感じていたのが、ディーラーオプションの11.4インチナビがポンコツだということ。

私が他に所有する、新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)やZR-Vの9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオナビもGPSロストや位置ズレなどを頻繁的に起こすため、中々のポンコツ仕様なのですが、ステップワゴンのディーラーオプションナビでも、上の画像の通り頻繁的に位置ズレを起こすとは…

せっかくナビゲーション画面上に表示される情報量(メディア再生や後席会話機能など)は魅力的なのに、ナビで最も重要な位置情報に誤りがあったりすると、本来のナビとしての役割を果たしておらず、商品満足度としてもかなり低くなってしまうのは勿体ないところ。

自動地図更新もちゃんと機能しているかも甚だ疑問

あと、これもステップワゴンに限った話ではないのですが、Honda CONNECTサービスによる自動地図更新機能がありながらも、その更新頻度があまりにも少ないということ。

トヨタの新世代コネクティッドナビ機能であれば、高速道路の一部開通や規制区間など、ほぼリアルタイムで更新してくれるので、土地勘の無い所、走り慣れた場所であっても使いやすいので重宝していますが、Honda CONNECTナビの場合は、半年前に開通した有料道路/高速道路があっても未だ地図の自動更新がなされないのは残念。

「本当に自動地図更新は機能しているのだろうか?」と疑問に思うほどで、ナビへの力の入れようが全く感じられないのが正直なところです(正直PM2.5検知といった奇を衒った技術よりも、当たり前の機能にもっと力を入れてほしい)。

燃費はある条件を満足すれば優秀

続いて、ステップワゴンが1年1か月経過しての燃費性能もチェックしていきましょう。

上の画像は、雨の日に無料高速道路区間と下道を走らせたときの燃費情報となりますが、走行距離91kmに対して、平均燃費が21.6km/Lと中々に優秀。

全長4,830mmもあるロングボディで、おまけに車内には大人2人と子供2人を乗せて、エアコンもフル稼働(走行時間は夜間だったため、外気温も20℃台で風量も2~3ぐらい)という条件でも、これだけの燃費を維持できているのはグッド。

ステップワゴンe:HEVは、走る場所や走り方によって燃費の変化はかなり大きく、特に高速道路での燃費に関しては、速度がある程度ノッている状態だと悪化しやすい印象を持つため(90km/h以上になるとエンジン直結でEV走行比率は極端に少ない)、燃費を気にして走る方にとっては少しストレスに感じることもあるかもしれません(あくまでも個人的な感想です)。

2ページ目:1年1か月経過しての新型ステップワゴンのシートの汚れは?街中でもようやく野生の個体を見かけるようになったが…?