フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が「2022年モデル」から「2024年モデル」へと変更に!気になる仕様や装備、価格の変化は?

どうやら2022年10月下旬発注組より、2024年モデルへと切り替えられるようだ

2022年9月に発表・発売されるも、2023年1月中旬に受注一旦停止となったホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

既に世界共通の通しナンバーとなっているプラークロットNo.は10,000番台を突破していて、順調に世界のホンダユーザーのもとへ届けられています(日本国内での累計受注数は20,000台を突破している模様)。

既に受注一旦停止となっているため、具体的な納期については明らかになっていないものの、ホンダメーカーから日本全国のホンダディーラーに配信している今後の納車スケジュールを参考にさせていただくこと以下の通り(生産状況によっては変更となる可能性有り)。

◇2022年9月~10月1週目に注文が入った場合・・・2023年内もしくは2024年1月~3月頃に納車予定

◇2022年10月上旬以降に注文が入った場合・・・2024年度上期~2024年度下期に納車予定

◇2022年11月下旬以降に注文が入った場合・・・2025年度上期~2025年度下期に納車予定

そして、私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、どうやら2023年10月下旬の発注組に関しては、2022年モデル → 2024年モデルへと切り替えられることが明らかとなりました。


2024年モデルでは何が変更されるの?

そこで一番気になるのは、2022年モデルから2024年モデルでは何が変更されるのか?という点ですが、どうやら「主要諸元」「パフォーマンス」「ボディカラー」「装備内容」「グレード」「車両本体価格(4,997,300円税込)」は一切変更されず、シンプルにイヤーモデルの変更のみとのこと。

あとは注文書番号のイニシャルが1 → 2に変更されるため、2022年10月下旬以降の発注組に関しては、必然的に注文書の差し替えが行われることに。

おそらくホンダとしては、先行予約時点もしくは発表時点での仕様や価格帯を維持して顧客に提供したいという想いがあるのだと思われ、材料費や物流コスト、電気代の高騰があったとしても、元々必要最低限の利益を確保できるだけの車両本体価格に設定していた可能性がありますし、納車待ちのユーザーからすればとてもありがたいことではないかと思います。

スタンダードモデルのシビック(FL1)/シビックe:HEV(FL4)は4万円~5万円の価格アップ

ちなみに、2023年7月27日より発売される新型シビック(New Civic, FL1/FL4)に関しては、ガソリンモデルのFL1が+5万円アップで、ハイブリッドe:HEVモデルのFL4が+4万円アップ。

【(2023年)新型シビックのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

[1.5Lターボ]

◇LX(AT or 6速MT):[FF]3,240,200円(+50,000円アップ)

◇EX(AT or 6速MT):[FF]3,589,800円(+50,000円アップ)


[2.0L e:HEV]

◇e:HEV:[FF]3,980,200円(+40,000円アップ)

こうした価格設定を見ると、「維持でもシビックe:HEVは400万未満に抑える」というホンダの努力が伝わってきますし、400万台に抑えてきたシビックタイプR(FL5)とも上手く差別化されているのがわかります。

2ページ目:リークされた新型シビックタイプR(FL5)の今後の月産スケジュールのおさらい!国内向けの生産は増える?それとも減る?