フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)やマツダCX-3に改善対策(リコールの類)!バックカメラの映像乱れや、シートヒーターの不具合等

(続き)マツダ・アクセラのバックカメラや、日産の新型セレナ(C28)のシートヒーターに不具合

続いて、マツダ・アクセラの後付け用として販売されたバックカメラの約57,000個に不具合があったとして改善対策。

不具合内容としては、後付け用品として販売したバックカメラにおいて、電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがあるとのこと。

そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加し、最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとして改善対策を届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に36件もの不具合報告が入っており、市場からの情報により明らかになっています。

【改善対策対象モデル一覧】

[アクセラ用バックカメラ]
部品番号:BHN9-67RC0

自主改善対象部品の出荷期間:平成 25 年 11 月~令和 2 年 12 月
※アクセラ(ハッチバック車)の後付け用品として、左記部品を装着した車両が対象

自主改善対象数:約57,000個

改善措置としては、バックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定する。映像に乱れが認められない場合は電気配線をシール材で固定するとのこと。

なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始するとのことです。


新型セレナ(C28)にもシートヒーター関連の改善対策!

最後は、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)の1車種・33台に改善対策。

不具合内容としては、シートヒーター付きスライドアップシートにおいて、シートヒーターのサーミスタ(温度制御センサー)の取り付け位置が不適切なため、シートヒーター作動時に温度制御に入るのが遅く温度が高い状態が続くものがあるとのこと。

そのため、最悪の場合、着座しているお客様が低温やけどを起こすおそれがあるとして改善対策を届け出ています。

なお改善対策の対象モデルは、令和4年12月27日~令和5年3月22日に製造されたモデルの33台とのことです。

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Reference:国土交通省①