やっぱりアプデしてもポンコツだった…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタ/クラウン/カローラのOTAアップデートを実施→なぜこれで大丈夫だと思ったのか…

(続き)トヨタ新型シエンタのOTAアップデート後のディスプレイオーディオを見ていこう

引き続き、トヨタ新型シエンタのディスプレイオーディオのソフトウェア更新が完了したのでチェックしていきましょう。

オーディオソース画面の「×(閉じる)」スイッチの配置変更

早速すぐに確認しやすいオーディオソース画面の「×(閉じる)」スイッチが、左上から右上に移動していることを確認。

ただし残念なことに、エージェント呼び出しなどの画面では、相変わらず「×(閉じる)」スイッチの配置は左上のままなので、この辺りの詰めの甘さとポンコツ具合は変わらず。

エネルギーフローは相変わらずだが…?

念の為、エネルギーフローもチェックしておきましょう。

相変らず簡易的なフローデザインですが、ここ最近は愛嬌のあるデザインと言いますか…走行中に頻繁的に見るものでもないですし、一目でどのようにエンジンが動作し、ハイブリッドバッテリーが消費しているのかを一目で確認できるので、これはこれで分かりやすくて良いのかもしれません(ある意味洗練さんれた究極のエネルギーフロー図だと思う)。


ソフトウェア更新履歴はさすがに改善した方が良いと思うが…

そして個人的に「あまりにも中途半端でお粗末」と感じたのが、OTAアップデートによるソフトウェア更新後の更新履歴と更新内容。

上の画像の通り、今回のソフトウェア更新内容が表示されているのですが・・・

■ナビゲーション

・(ドライブレコーダー装着車のみ)ドライブレコーダーの録画ON/OFF設定を、車両毎に…

と見切れてしまい、しかもスクロールしようとしても続きの表記が確認できないため、「一体何のための更新内容履歴なの?」と思ったり。

なぜ開発陣は「これでOK」だと考えたのか、開発陣は上の人間に最終チェックをして頂いた上で顧客に配信しているのか疑問に思うほどの完成度の低さと中途半端さで、トヨタが掲げている「見える化」が全くできていないのが正直なところ。

ディスプレイオーディオはドライバーだけが見るものでは無い

あと、ソフトウェア更新内容を確認する際は、基本的に停車しないと確認できないということ。

つまり、走行中は更新内容が表示されなくなってしまうんですね(エージェント+のニュース情報と同じで、全く使い物にならない)。

上の画像は走行中になるわけですが、ディスプレイオーディオを見るのはドライバーだけでなく、助手席や後席に座っている乗員も閲覧するわけですから、そういった乗員のことをおざなりにしているのがよくわかる仕上がりなのがわかりますね。

以上が、新型シエンタのOTAアップデートの流れと、ソフトウェア更新後の内容チェックとなりますが、ただ単にユーザーから意見の合った改善要求をそのまま反映させているだけで、全体の整合性や使い勝手など、改めてユーザー目線での改善が全く施されていないところはとても残念に思います。

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