一体どこで眠ってたんだ…走行距離僅か「70km」でガレージに「20年間」も眠っていたスバル・インプレッサ22B STiが競売に出品!僅か5台のみのプロトタイプモデル

(続き)オークションに出品されるスバル・インプレッサ22B STiプロトタイプの仕様をチェックしていこう

引き続き、スバル・インプレッサ22B STiプロトタイプを見ていきましょう。

メンテナンスは定期的に実施されている個体とのことですが、足もとのタイヤは納車されたときからずっと装着されているピレリ製。

ボディカラーはソニックブルーマイカで、足もとにはゴールド塗装のBBS製鍛造アルミホイール、そしてブレーキキャリパーはレッドにペイントされています。

ボディカラー同色の巨大リヤウィングも、もちろん純正フルノーマル。


内装もシンプルで汚れや劣化も見られない

内装はボディカラーとの統一感を持たせるため、ブラックを基調としつつブルーの差し色を加味したデュアルトーン。

エンジンルームもキレイに維持されていますね。

インプレッサ22B STiは、FIA WBCラリー選手権での3連覇とスバル創立40周年を記念して製造された「採算度外視」の特別モデル。

ベースとなる排気量2.0L 水平対向ターボエンジンを更にボアアップした排気量2.2L 水平対向4気筒ターボエンジンにより、最高出力は自主規制ギリギリの280ps/最大トルク364Nmを発揮。

本モデルの外板などについては、職人一人ひとりが手作業で作り上げた匠の技術そのもの。

大きく張り出したブリスターフェンダーと威圧的なスタイリングは、当時のWRCインプレッサからインスピレーションを得ており、ボンネットやバンパー、調整可能なリアウイングなど、モデル固有のボディコンポーネントが数多く採用されています。

その他のアップグレードに関しては、ビルシュタイン製ダンパーや4ポットブレーキキャリパー、アイバッハ製サスペンションスプリングをインストール。

予想落札価格は、日本円で最大7,800万円か

最後に気になるのは、このモデルの予想落札価格。

2023年8月18日の現地時間10時よりオークションがスタートする予定ですが、今のところ予想では450,000ドル~550,000ドル(日本円に換算して約6,440万円~約7,870万円)と、これまで取引されてきたインプレッサ22B STi史上最高額を更新するのではないかと期待されています。

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Reference:Bonhams