フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて8か月が経過!約4,000km走らせての給油回数は僅か「5回」のみ、これまでのガソリン代総額は?

新型エクストレイルe-POWER(T33)は購入してからのギャップが大きく、満足度の高い車だと思っている

2022年12月に私に納車されて8か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

現在私が所有する日産車で1台目の納車となり、初の新世代e-POWERモデルでもありますが、実際に所有してみて感じたことは、これまでのエクストレイルのイメージとは異なり、オフロードやスポーティ志向ではなく、どちらかというとラグジュアリー志向に富んだモデルだということ。

スタイリングや走り、乗り心地など含め、競合モデルのホンダ新型ZR-Vやトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4は、スポーティさ(RAV4はオフロードチックさ)を強調させる車ではありますが、エクストレイルはどれにも当てはまらず、独自性を上手く活かした魅力的な一台だと考えています。

そんなエクストレイルが納車されてから8か月経過してのインプレッションに加え、これまでの給油回数とガソリン代総額、燃費などをチェックしていきましょう。


エクストレイル(T33)でのロングドライブは疲れにくい

まず新型エクストレイルe-POWER(T33)を所有していて一番「良さ」を体感できたのは、ロングドライブで活用しても疲れにくいということ。

特に片道2時間以上で、200km以上の走行距離であっても、腰やお尻、太もも裏が痛くなるようなことも無いですし、変に体の一部に体圧が集中して疲れることも無く、上手く分散されている印象を受けています。

足回りもカタメではなくマイルドで、ちょっとした段差を通過した際のサスペンションのストローク量が長く感じる割には、そこまで揺れを感じることなく、運転席や助手席、後席に乗る乗員も「酔った」という言葉が出てこなかったため、乗り味においても日産はかなり力を入れているんだなぁと実感。

燃費の良さもロングドライブしたくなる要素の一つ

本モデルが納車される前は、エクストレイルでのロングドライブはあまり計画していなかったのですが、快適な乗り心地はもちろんのこと、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンによるスピーディな発電効率のお陰で、バランスよくバッテリー供給 → 気が付けば燃費も大幅に向上していて、無給油1,000km走行も余裕ですから、その影響もあって「ついついロングドライブしたくなる」という想いもあったのかもしれません。

そもそも、DセグメントSUVで20km/L以上の低燃費をたたき出すこと自体「想定外」でしたから、エクストレイルは良い意味でユーザーの予想を裏切ってくるんですね。

2ページ目:新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されてから今日までの給油回数とトータルのガソリン代は?