ビッグマイナーチェンジ版・テスラ新型モデル3が世界初公開!ヘッドライト周りをよりスマートでスタイリッシュに…空力特性も向上!航続可能距離は678kmで更に実用的に

過去に何度かリークされていた新型モデル3だが、ようやくテスラ公式が世界初公開へ!

テスラのエントリーモデルで、発売後6年間で世界200万台を販売したモデル3(Tesla Model 3)ですが、遂にこのモデルが初めてエクステリアデザインを変更し、空力特性の向上、機能性のアップグレード、そして航続可能距離も向上させています。

過去に何度かエクステリアデザインがリークされているビッグマイナーチェンジ版・新型モデル3ですが、テスラ社内では「プロジェクト・ハイランド」というコード名で呼ばれていたようで、より彫りが深く、再設計されたフロントエンドとリアエンドを誇示し、新しいインテリアも採用されているとのこと。

テスラは、空気力学を改善して航続距離を伸ばし、空気抵抗と風切り音を低減したと述べていますが、2023年9月1日時点でアップデートされたモデルは欧州市場向けの後輪駆動[RWD]モデルで長距離(LR)バージョンにのみ提供されるそうです。


大幅刷新された新型モデル3のエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された新型モデル3のエクステリア。

フロントエンドは、よりクリーンなキャラクターラインを採用し、再設計されたヘッドライトハウジングや、新しいシグネチャーLEDデイタイムランニングライトにより、以前よりもエッジを効かせた顔つきに(どことなくホンダZR-Vっぽい?)。

リフレッシュする前は、ヘッドライトの下で先細になっていたボンネット端の折り目は、よりシャープになりフェンダーまで伸びています。

ビッグマイナーチェンジながらも、ボディサイズはロング&ローのスポーティスタイル

シルエットは基本的に同じままで、プラットフォームも流用にはなりますが、リアエンドにはラップアラウンドC字型のテールライトが設定され、ロゴの代わりにライトの間に”Tesla”の文字が表記されています。

足もとには、新意匠となるマルチスポークアルミホイールを装着。

そしてボディカラーには、ウルトラレッドとステルスグレーの2つの新色を追加するなど、より選択の幅を広げています。

ボディサイズは大きな変更はないとのことですが、全長4,695mm → 4,720mmと+25mm延伸され、全高は1,445mm → 1,441mmとー4mm低くなりました(全幅は変更無し)。

一方で最低地上高は、140mm → 138mmと少し低くなったため、この僅か2mmが実面でどのように影響してくるかが気になる所。

2ページ目:航続可能距離はどこまで伸びた?内装は”よりラウンジ”のような豪華でシンプルな仕上がりに?