ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で往復280kmの旅へ!敢えて下道&渋滞に遭遇しての6速MTの不便さは?下道でも「15km/L」以上の低燃費に

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)での往復200km以上のインプレッション

引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)にて、往復200km以上の中~長距離移動をインプレッションしていきましょう。

復路(オール下道)での実燃費はどれぐらい?

続いては、復路の区間平均燃費を見ていきますが、オール下道で、敢えて渋滞するような時間帯を狙って走行したものの、停まるような渋滞があったのは僅か5分ほどで、其の後は流れるような渋滞程度となり、気が付けば渋滞も抜けてほぼ信号の無い田舎道を走ることに(過度なシフト変換はせず)。

しかも停車するようなシーンでは、6速MTモデルとしては珍しいオートブレーキホールド機能のおかげで、ほぼATモデルと同じような感覚で待機できましたし、何よりもちょっとした上り坂での渋滞のときでも、坂道発進するときは、極太のトルク&オートブレーキホールドのお陰で、半クラだけで徐行→あっというまに10km近くまで速度を上げ、あとはアクセルを踏むだけなので、エンストの心配が無く、「不便」に感じなかったのが意外なところでした。

短時間での渋滞であれば、6速MTの不便さは感じられなかった

もちろん、停車するような渋滞が長ければ長いほど、6速MTの不便さとストレスは蓄積していくと思いますが、ちょっとした渋滞程度であれば、特に不便さは感じられないかもしれません。

渋滞が解消されてからは、スピードは基本的に周りの流れに合わせながらも、ストップ&ゴーが無く、ほぼ4速~5速で走行するようなシーンばかりでしたから、走り方としては往路のオール高速道路よりもエコだったように感じられます。

[復路①]
走行距離:0.9km
平均燃費:1.5km/L
ガソリン消費量:0.6L
走行時間:21分

[復路②]
走行距離:45.7km
平均燃費:13.7km/L
ガソリン消費量:3.3L
走行時間:77分

[復路③]
走行距離:56.3km
平均燃費:15.2km/L
ガソリン消費量:3.7L
走行時間:63分

[復路④]
走行距離:35.8km
平均燃費:15.9km/L
ガソリン消費量:2.3L
走行時間:59分


[復路①~④]
走行距離:138.7km
平均燃費:14.0km/L
ガソリン消費量:9.9L
走行時間:220分

走行時間としては、往路に比べて約1時間ほど多い220分となりましたが、復路の平均燃費はまさかの14kmと、オール高速道路よりも優秀。

しかも田舎道や信号の少なかった復路③~④の区間は、15km/L以上を維持するような低燃費で、まさかここまで優れているとは…

恐るべしシビックタイプR(FL5)。


往復走行しての平均燃費は?

そして最後に、往復路の区間平均燃費は以下の通り。

[往復]
走行距離:281.6km
ガソリン消費量:20.2L
区間平均燃費:13.9km/L
走行時間:379分

約280km走らせての燃費は13.9km/Lなので、ホンダ公式のWLTCモード平均燃費12.5km/Lよりも優れていることを確認。
※エアコンは26度~27度を常時フルオート稼働

あと、今回の往復移動で約6時間運転していたわけですが、意外にもシビックタイプR(FL5)のスポーツシートは疲れにくく、お尻は少し違和感がありましたが、腰まで痛くなるようなことは無かったですし、楽しいスポーツカーに乗っていると時間が過ぎるのもあっという間に感じられました。

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