トヨタ新型RAV4/ハリアーに待望のOTAアップデート(2023年8月23日)!但しシエンタ/クラウン等とほぼ同じで、「それ必要ある?」という謎のアップデートも

遂に主力モデルの新型RAV4/ハリアーにもOTAアップデート!

トヨタの主力モデルでお馴染みとなる一部改良版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4。

2023年モデルからは、一部グレードにて12.3インチのフル液晶メーターが搭載され、更に新世代コネクティッドナビが搭載されたディスプレイオーディオが設定されるわけですが、今回一部改良後”初”となるOTAアップデートが配信されました。

2023年8月23日に配信されたアップデート内容を見ていくと、以下の通り基本的には前回配信された新型シエンタ(New Sienta)/クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)/カローラシリーズ(New Corolla)と同じ内容ではありますが、これらに加えて、新たなアップデートが含まれているようです。

【2023年8月23日に配信されたOTAアップデート概要一覧】

RAV4/RAV4 HEV/RAV4 PHEV(2022.10-)、ハリアー/ハリアー HEV(2022.10-)に向けて、最新ソフトウェアを配信開始しました。

ソフトウェアバージョンは、ディスプレイオーディオ:1621/ナビゲーション:1621です。

対象のお客様には、順次ナビ画面にお知らせが表示されますのでご確認ください。

今回の更新で下記の機能が追加となりました。


・Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更

・ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加

・お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加

・(PHEV車のみ)サービスエリア/パーキングエリア案内に充電ステーションとガソリンスタンドの両方を表示するよう改善

・(ディスプレイオーディオのみ)スマホアプリのNaviConから、車載ナビゲーションへ目的地を転送できる機能を追加

・動作不良の解消

・動作安定性の向上 等

via:Toyota


➀Audioソース画面の「×(閉じる)」スイッチの位置変更

ここからは、具体的にどういったソフトウェアのアップデートが行われたのか、添付資料を見ていきながらチェックしましょう。

まずはAudioソース画面の「×(閉じる)」ボタンの位置変更。

これはディスプレイオーディオの「オーディオ選択」に設けられている「×(閉じる)」ボタンが、運転席から一番遠い左上に配置されているため、それを右上に配置することで使い勝手を向上しているというもの。

但し、エージェント+/いたわり運転などで表示される新規ウィンドウでは、「×(閉じる)」ボタンは右上では無く左上のままなので、この辺りの詰めの甘さはトヨタのウィークポイントだと思います。

②マイセッティング(ゲスト設定の引継ぎ)

続いても、シエンタなどと同じマイセッティングのゲスト設定の引継ぎについて。

ドライバー登録時に、ゲスト設定を新規設定のドライバーに引き継ぐ仕組みを追加するよう改善していますが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラー曰く、なかにはソフトウェアアップデートしたにも関わらず、ドライバー設定を引き継げないといった不具合が既に発生しているそうです。

③Wi-Fiパスワードの文字切れ改善

続いては、Wi-Fiのパスワードの文字切れを改善するというもの。

これはT-Connectアプリから車内Wi-Fiを活用する際、Wi-Fi接続するためのパスワードを設定するのですが、項目上だと見切れてしまうことがあり、いちいちタッチして確認しなければならないため、そういった無駄な動作を省くため、パスワードの文字・テキスト幅を改善しています。

④PHEV高速略図付帯施設対応(充電/ガソリン双方表示)

続いては、高速道路のサービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)に設置された充電ステーションの有無について。

ソフトウェアアップデート前は、こうした充電設備に関する情報は記載されていませんでしたが、今回のアップデートでは追加設定されるようになりました。

2ページ目:新型ハリアー/RAV4では、各IC/SA/PAの到着予想時刻が表示されていなかった?!

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