(2024年)日産の新型パスファインダーが完全リーク!この顔つきがフルモデルチェンジ版・新型キックスやエルグランド(E53)、そしてMC版・新型ノート(E13)などにも応用される?

遂に中国向けとなるパスファインダーの量産デザインが完全リーク!

2023年4月、中国・上海モーターショー2023にて、東風汽車と日産の合弁企業である東風日産が、サプライズとして新型パスファインダー・コンセプト(Dongfeng Nissan Pathfinder Concept)を世界初公開しました。

パスファインダーは、既にアメリカ市場向けとして発表されている3列シートSUVモデルですが、中国市場向けとして発表されたコンセプトカーは、アメリカ市場向けとは異なるエクステリアで、どちらかというとアリア(New Ariya)や新型セレナ(New Serena, C28)、ルークス(ROOX)顔をミックスさせたような、いわゆる現代の日産のデザイン言語を反映しています。

そんな中国向けの新型パスファインダーの量産デザインが、中国国務院に属する行政部門・中国工業情報化部によって完全リークされています。


コンセプトモデルを忠実に再現した完成度の高いエクステリア

こちらが今回、中国市場向けとして発表・発売予定となっている新型パスファインダーのリーク画像。

画像でもお分かりの通り、アメリカ市場向けとして発表されたパスファインダーとは全く異なる顔つきで、おそらくは中国にて独占的にラインナップされる個体であり、東風日産が現地にて生産・販売する可能性が高そうです。

ちなみにこちらが、中国・上海モーターショー2023にて世界初公開されたパスファインダーコンセプト。

こうしてみると、日産はコンセプトモデルから量産モデルへのトーンダウンはあまりなく、コンセプトモデルに忠実に再現できているようにも感じられますね。

2023年10月に開催されるジャパンモビリティショー2023でも、フルモデルチェンジ版・新型エルグランドコンセプト(New Elgrand Concept)が発表予定との噂ですが、おそらくこのコンセプトモデルも、量産モデルに近いレベルまで完成しているのではないか?と期待されます。

そしてこちらが、アメリカ市場向けとして販売されている新型パスファインダー。

アメリカ向けらしいダイナミックで力強い顔つきで、大きなVモーショングリルフレームや、エクストレイル(New X-Trail, T33)/ローグ(New Rogue)風のヘッドライト意匠を採用しています。

今のところ、このパスファインダーがマイナーチェンジする予定は無いものの、将来的には中国市場向けのように水平基調を意識したフロントグリルが採用されるのかもしれませんね。

次期キックスやMC版・新型ノートにも応用されるであろう新型パスファインダー

改めてリークされた中国市場向け・新型パスファインダーを見ていきましょう。

現代的で機能美を活かしたフロントマスクを採用しつつ、クリーンな表面を備えた最新のスタイリング言語が盛り込まれていますが、おそらくは2024年以降に発売されるであろうフルモデルチェンジ版・新型キックス(New Kicks)や、マイナーチェンジ版・新型ノート(New Note, E13)、そして新型エルグランド(New Elgrand, E53)にも反映される可能性が高そう。

ヘッドライトは点灯していないため、LEDデイライトの点灯位置などは確認できないものの、水平基調グリル上も点灯するような一体感と近未来的なデザインとなるかは不明。

あと足もとには、ピュアEVハッチバックの現行リーフ(Leaf)のような複雑なマルチスポークアルミホイールを装着しています。

こちらは下位グレード?と思わしきパスファインダーのリーク画像。

先程と大きく異なるのは、足もとのアルミホイールデザインと、フロント・リヤフェンダーモールが、グロスブラックではなく無塗装ブラック樹脂であること。

2ページ目:新型パスファインダーのリヤエンドはどうなる?パワートレインはピュアEVじゃない?