ホンダ新型ZR-Vの納車後の不満!アダプティブハイビームのON/OFFの変更が面倒→前方車両に意図せずハイビームを繰り返しトラブルに…
ホンダは走りや燃費性能の高さは高く評価できる一方、使い勝手という面では不満な部分も多い
2023年5月に私に納車されて3か月以上が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。
今回は、本モデルが納車されてからの不満ポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。
あくまでも私個人が不満に感じていることであり、他の人にとっては全く不満に感じないと思う所もあるかもしれないので、この点は予めご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
何れも一部改良やマイナーチェンジで変更できるところだと思いますし、特に一つ目の不満ポイントは、安全面やトラブルなどを未然に防ぐという意味でも、設定方法を変更した方が良いのでは?と思ったりもします。
ZR-Vに限らず、ホンダのアダプティブハイビームシステムのON/OFFのやり方はもう少し考えた方が良いと思う
まず新型ZR-Vが納車されてから、常々「これは本当に困る」「ホンダはもう少しドライバー視点での使い勝手を考慮してほしい」と感じたのが、アダプティブハイビームのON/OFF設定のやり方。
厳密には、アダプティブドライビングビームという名称で、歩行者事故実態にもとづき、独自の配光で見やすく快適に照射範囲を自動でコントロールするというもの。
この他ホンダは、上下に分割した独自の可変ハイビームシステムを搭載、先行車や対向車を検知し、眩しさを与えないよう照射範囲を自動でコントロールすると説明していて、前方車両のみならず歩行者の眩しさにも配慮しながらライトの照射範囲を広げ、優れた視認性を提供することで夜間の歩行者事故低減や道路形状の見やすさに寄与することを目的として開発したと説明しています。
アダプティブハイビームシステムは便利だと思うが…
確かに、とても便利で使い勝手が良いことは間違いないのですが、一方で、様々な条件が重なったときに意図せず前方車両や反対車両に対してハイビームをすることもあるんですね。
そういったときに、運転席周りにアダプティブドライビングビームのON/OFFスイッチがあれば、瞬時にオートハイビームもしくは手動でのハイビーム設定が変更できるならば文句はないのですが、ZR-V含む最近のホンダの新型車は、そういった物理スイッチを設けず、Nissan CONNECTディスプレイにて操作させることが多いんですね。
ちなみにトヨタ/レクサスの場合だと、こんな感じでオートハイビーム/アダプティブハイビームシステムのON/OFFスイッチを、物理スイッチで切りかえることができるので、とても便利に感じているのですが…
ホンダのディスプレイオーディオ経由の設定は面倒で使いづらい
ホンダの場合は、こんな感じでディスプレイオーディオのホームボタンを押し「車両設定」を選択します。
ただし、ここで注意してほしいのは、この「車両設定」は走行中に選択することができず、「P(パーキング)」モードになっているときしか選択できないので注意してください(走行中に助手席の乗員に設定変更してもらうことができない)。
ちなみにこちらが、「D(ドライブ)」や「N(ニュートラル)」時のホームメニュー。
確かに「本体設定」の項目を選択することができません。
本体設定の次は、ライティング設定を選ばなければならない
「車両設定」を選択したら、「ライティング設定」という項目が出てくるのでタッチします。
すると、ライティング設定のなかに「アダプティブドライビングビーム」の項目があるので、これをタッチすると…
こんな感じで、ようやくアダプティブドライビングビームのON/OFF設定が可能になります。
これはかなり面倒くさいですね…っていうか階層深くて調べる気無くす。
まだ走行中に操作できるのであれば、助手席の乗員に操作していただくことも可能なのですが、まさか「P(パーキング)」モードで停車しているとき以外は一切操作できないとは…中々の使い勝手の悪さです。