スズキ・スペーシアに対象台数僅か「4台」のみのリコール!他にもアルトラパン等のレンタカーにサービスキャンペン…ところリコールや改善対策などの違いとは?
ヘッドライトが法規に適合しない恐れアリ
続いて、ランドローバー新型レンジローバー/レンジローバースポーツ/レンジローバーPHEV/レンジローバーSV/レンジローバーPHEV SVの5車種・計1,466台にリコール。
不具合内容としては、前部灯火器の車両識別情報を制御するゲートウエイモジュールにおいて、国別の初期設定が不適切なため、イグニッションキーをオンにした際に、前照灯から法規に適合しない模様が一時的に照射されるとして、リコールを届け出ています
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、国内および本国メーカーからの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][レンジローバースポーツ]
・3AA-L123UA/SAL1A2AU5PA105922~SAL1A2AU4PA135008/令和 4 年 12 月 8 日~令和 5 年 6 月 9 日/201台・3CA-L123WA/SAL1A2AW0PA105523~SAL1A2AW2PA143268/令和 4 年 11 月 5 日~令和 5 年 7 月 26 日/362台
[レンジローバー]
・3BA-LK9447A/SALKA9A75NA000964~SALKA9A79PA067201/令和 4 年 4 月 20 日~令和 5 年 7 月 20 日/215台・3BA-LKB447A/SALKABA78NA000965~SALKABA70PA069717/令和4年4月20日~令和5年7月20日/144台
・3CA-LK93WA/SALKA9AW2NA001044~SALKA9AW2PA076751/令和 4 年 5 月 9 日~令和 5 年 7 月 26 日/291台
[レンジローバーPHEV]
・3LA-LK934A/SALKA9A46PA025218~SALKA9A4XPA075376/令和 4 年 12 月 8 日~令和 5 年 7 月 26 日/23台・3LA-LKB34A/SALKABA49PA024796~SALKABA40PA075118/令和 5 年 2 月 11 日~令和 5 年 7 月 26 日/8台
[レンジローバーSV]
・7BA-LK9447B/SALKA9A75PA009098~SALKA9A78PA076309/令和 4 年 9 月 14 日~令和 5 年 7 月 26 日/134台・7BA-LKB447B/SALKABA79PA013730~SALKABA7XPA075430/令和 4 年 9 月 14 日~令和 5 年 7 月 26 日/80台
[レンジローバーPHEV SV]
・7LA-LK934AP/SALKA9A49PA046113~SALKA9A4XPA066502/令和 5 年 3 月 30 日~令和 5 年 6 月 9 日/8台
改善措置としては、全車両、ゲートウエイモジュールのプログラムを更新するリコール作業を実施するとのことです。
ところでサービスキャンペーンやリコール、改善対策との違いは?
ちなみにリコール等の不具合に関しては「起きないことが一番安全」ではあるものの、工業製品である以上、どこかしら不具合が生じる恐れがあり、その対策や処置としてリコールや改善対策、サービスキャンペーンが存在します。
処置の重要度しては「リコール>改善対策>サービスキャンペーン」の順で、リコールの場合だと「事故や走行が困難」といった問題に発展する恐れ、サービスキャンペーンだと「事故が発生するほどではなく、公道走行に支障を来すほどのレベルではない」内容になると言われています。
それぞれの内容の違いは以下の通り。
[リコールとは?]
事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするもので、自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度。
[改善対策とは?]
自動車等が道路運送車両の保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあるまたはできないと判断される場合で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度
[サービスキャンペーンとは?]
リコールや改善対策に該当しないもので、商品性の改善等のために、国土交通省に通知をして自動車等を点検・修理する制度です。
via:Suzuki