日産大丈夫か…?ノート/ノートオーラが不具合により2023年9月20日より登録停止→原因は一体何?マイナーチェンジ版・新型デイズが2023年9月末に発表予定!

日産ノート(E13)は2023年10月より受注一旦停止予定なのだが…

2020年より、3代目のE13型としてフルモデルチェンジを果たしてから3年が経過した、日産ノート(Nissan New Note)ですが、このモデルが2023年10月より受注を一旦停止し、マイナーチェンジでフロントマスクが変更される予定であることをお伝えしました。

しかしながら、受注停止&マイナーチェンジを迎える前のノートと、プレミアムコンパクトカーのノートオーラ(New Note Aura)の2車種が、2023年9月20日より「登録停止」となっていることが明らかとなりました。


原因はスパークプラグの加工不具合で、一部の車両に限定される模様

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、今回登録停止の対象となっているのは、ノート/ノートオーラの2車種で、2023年9月20日までに登録が完了しているモデルに関しては、既に納車が完了しているとのことですが、これから登録予定・生産・出荷予定だった個体は一時的にストップしているとのこと。

そして一番気になるのは、一体どのような理由で登録停止となったのか?ということですが、どうやら以下のような理由で不具合が発生しているそうです。

スパークプラグの中に加工不良品があり、最悪の場合には失火して警告灯が点灯するという。

そのため、各ディーラーでは対象車両のプラグを交換して対応を進めていく模様だ。

対象車両は約3200台。

via:MagX

上記の通り、対象台数は約3,200台とのことで、あくまでも期間的に製造された個体のみが対象になるのだと思われ、2020年から今日に至るまで製造されたモデル全てが不具合の対象というわけでは無さそうですね(仮に全てが対象だとしたら、とんでもない台数になりそう…)。

不具合内容を確認する限りだと、リコールもしくは改善対策として国土交通省に届け出されるものと予想されますが、現時点では日産公式からも詳細は明らかになっていないため、各公式プレスリリースの発表を待ちたいところです。

ノート/ノートオーラの前に、新型エクストレイルe-POWER(T33)も登録停止していたことも

ちなみに今回の登録停止の前に、実はフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)も登録停止となったことがありましたが、そのときは「完成検査に不備があったから」。

2023年9月時点では、既にその問題も解消されて、徐々に納期も短縮傾向にあるとのことですが、未だ2トーンカラーの納期は解消されていないようです。

ノート/ノートオーラの直近の不具合も見ていこう

なおスパークプラグとは別ですが、過去に現行ノート/ノートオーラを対象としたリコールが複数件届け出されており、直近だとヘッドライトの光軸が保安基準を満足していないとしてリコールを届け出ています。

この他にも、ボディコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、配光可変型走行用前照灯ONかつ霧灯ONの状態でライトスイッチをスモール位置に操作した場合に、配光可変型走行用前照灯と同時に点灯すべきすれ違い用前照灯が消灯し、保安基準第32条(前照灯の基準)を満足しないとしてリコールを届け出ています。

この他にも複数のリコールが届け出されていますが、スパークプラグの不具合は、今回を除いて一度も報告されていないようです。

2ページ目:マイナーチェンジ版・新型デイズが1週間前倒しの2023年9月29日に発表される?!