遂にトヨタが仕事した!フルモデルチェンジ版・新型(40系)アルファード/ヴェルファイア/プリウス/ハリアーなどが2023年9月27日にOTAアップデート!あの不満も解消へ
これである程度の不満は解消されたのではないかと思う
前回のブログにて、2023年1月に発表・発売されて8か月以上が経過しているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)ですが、一向にディスプレイオーディオのソフトウェア更新(OTAアップデート)が配信されないことをお伝えしました。
新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やシエンタ(New Sienta)では、既にソフトウェア更新が完了しているにも関わらず、主力モデルのプリウスも更新されていなかったことは不満でしたが、ようやくトヨタが2023年9月27日にソフトウェア更新をリリースしました。
具体的にどういった更新ソフトウェアを配信したのか?チェックしていきましょう。
対象モデルと更新概要を見ていこう
2023年9月27日にトヨタがプレスリリースにて発表した、ソフトウェア更新の対象モデルは、新型プリウスとGRカローラ(New GR Corolla)、ハリアー(New Harrier)/RAV4、MIRAI、そして新型アルファード(New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)の7車種。
アップデート概要は以下の通りとなっています。
GRカローラ(2022.12-)、ハリアー(2022.10-)、RAV4(2022.10-)、プリウス(2022.12-)、MIRAI(2022.12-)、アルファード/ヴェルファイア(2023.05-)に向けて、最新ソフトウェアを配信開始しました。
ソフトウェアバージョンは、ディスプレイオーディオ:1714/ナビゲーション:1714または、ディスプレイオーディオ:1724/ナビゲーション:1724です。
対象のお客様には、順次ナビ画面にお知らせが表示されますのでご確認ください。今回の更新で下記の機能が追加となりました。
・Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更
・ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加
・お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加
・(PHEV車のみ)サービスエリア/パーキングエリア案内に充電ステーションとガソリンスタンドの両方を表示するよう改善
・目的地設定時のサービスエリア/パーキングエリアの到着時刻の表示を追加
・地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善
・動作不良の解消
・動作安定性の向上 等
ソフトウェア更新内容の詳細をチェックしていこう
ここからは、具体的にどういったところが変更・改良されたのかチェックしていきましょう。
項目①:ドラレコON/OFF設定改善
[不満ポイント]
「ゲストモード」と「新規ドライバー」それぞれで、録画ON/OFF設定が可能だが、共に初期値は録画OFF。
※メーカーオプションのドライブレコーダー搭載車のみ
[改善内容]
録画ON/OFFはドライバーごとの設定ではなく、車両ごとの設定に修正する。
項目②:Audioソース画面の「×(閉じる)」の位置修正
[不満ポイント]
運転席から×(閉じる)ボタンが遠く、押しにくかった
[改善内容]
日本仕様の車両に対し、左上から右上に表示位置を変更
※海外仕様向けを優先にしていたことを明らかに
項目③:マイセッティング(ゲスト設定の引継ぎ)
[不満ポイント]
新車購入後、マイセッティングを利用しないまま一定期間経過した際、初めてマイセッティングを機能を利用した場合、自身の設定を、新規作成するに設定に引き継げない
乗り換えのユーザーが、設定(ナビのメモリ地点など)を引き継ぐことができない
[改善内容]
ドライバー登録時に、ゲスト設定を新規作成のドライバーに引き継ぐ仕組みを追加
項目④:Wi-Fiパスワード文字切れ
[不満ポイント]
パスワードの表示枠が狭いため文字切れし、一目で確認できないことで煩わしさを与えてしまっていた
[改善内容]
Wi-FIのパスワードが見切れてしまうため、テキスト幅を確保して、表示幅を改善
項目⑤:PHEV高速略図付帯施設対応(充電/ガソリン双方表示)
[不満ポイント]
高速略図表示部にて、SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)の付帯施設が充電ステーションとガソリンスタンドを併設していた場合、充電ステーションのみを表示
[改善ポイント]
SA/PAの付帯施設が充電ステーションとガソリンスタンドを併設していた場合、充電ステーションとガソリンスタンドを表示