トヨタそろそろ仕事してくれ…フルモデルチェンジ版・新型プリウスが納車されて7か月が経過→全くソフトウェアは更新・アップデートされず使い勝手が悪い件

新型プリウスが2023年1月に発売されて、既に8か月以上が経過しているのだが…

2023年2月に私に納車されて7か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Z[2WD]。

走行距離はそこまで大幅には伸びていないものの、2023年9月下旬頃には往復400kmほどの長距離移動が控えているため、今後徐々に距離を伸ばしていくことになりそうです。

今回は、本モデルが納車されて7か月が経過しての新世代コネクティッドナビを搭載する12.3インチディスプレイオーディオについて、いくつかの不満ポイントをチェックしていきたいと思います。


新型プリウスのディスプレイオーディオのOTAアップデートは、2023年7月の僅か1回のみ

2023年1月より発売された60系新型プリウスでは、新世代コネクティッドナビを搭載するディスプレイオーディオが搭載され、ナビや機能面に関する不具合や、予防安全装備Toyota Safety Senseに関する修正・アップデートなども、全てリモートでのOTAアップデートによって対応可能になったのですが、これまで多数の不具合や不満ポイントが挙げられてきたにも関わらず、トヨタ公式が正式に配信したソフトウェアは、2023年7月の1回のみ。

しかもそのOTAアップデートは、ナビ関連や操作系のアップデートではなく、以下の通りドライブレコーダーに関する処理のみ。

ドライブレコーダー内部処理の修正による映像記録安定性の向上

なお、シエンタ(2022.07-)、クラウン(2022.09-)のお客様かつ上記2つのソフトウェアの配信対象となる場合、ディスプレイオーディオ/ナビゲーションの更新完了し、1週間後(※)の車両電源ON時にドライブレコーダーの更新案内が行われますのでご承知おきください。
※1週間を待たずともお客様の操作で更新を検出できます。操作方法については「マルチメディア取扱書」をご参照ください。

via:Toyota

要は、新車納車時にメーカーオプションとして搭載されたドライブレコーダーのデフォルト設定がOFFのままになっているため、これをONに変更することで、納車後のトラブルを回避するためではありますが、そもそもなぜこのような超重要な案件を「発売から半年経過」してからアップデートしたのかが謎。

事故や煽り運転の被害を受けた際、ドライブレコーダーの映像は証拠としても必要不可欠なはずですが、なぜもっと早くに対応してこなかったのか?この点はトヨタの危機意識の低さ・甘さや、優先度の決め方に問題があるとも考えられますし、もう少しドライバー側の気持ちに寄り添った車づくりが必要なのでは?と思う所。

トヨタ仕事してる?一体いつになったらナビ関連のOTAアップデートが実施されるの?

そして個人的に「そろそろトヨタも仕事してくれ…」と思うのが、新世代コネクティッドナビの予想到着時刻。

上の画像にもある通り、高速道路の各IC(インターチェンジ)/SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)到着予想時刻が表示されていないんですね。

なぜこれに対して不満を持っているのかというと、新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やシエンタ(New Sienta)はもちろんのこと、一部改良で新世代コネクティッドナビを搭載した新型ハリアー(New Harrier)/RAV4もOTAアップデートで到着予想時刻を表示しているにも関わらず、なぜプリウスでも表示できないの?と思ってしまうんですね。

新世代コネクティッドナビを搭載するモデルを複数所有していて、一貫性の無いソフトを提供されているからこそ、トヨタはいい加減仕事してほしい

ヴォクシーの元オーナーであり、シエンタやレクサス新型LX600を所有するオーナーからすると、これらのモデルも新世代コネクティッドナビを搭載していて、既にOTAアップデートで到着予想時刻が表示されていますからね…

2ページ目:新型プリウスの全国累計受注数は9万台を突破している?だからこそアップデートの優先度を高めてほしい?