【価格は日本円で約823万円から】レクサス新型TXが2023年9月27日に発売スタート!新型LXよりも大きい3列シートSUVながらも1,000万円を切るコスパの高さで勝負
遂に新型TX350/TX500hの価格帯が判明
2023年6月9日、レクサスはアメリカ市場向けに3列シートSUVの新型TXを世界初公開しました。
そして約3か月後となる同年9月27日、レクサス公式が新型TXのグレード別価格帯を発表しました。
レクサスTXは「アメリカ市場の顧客に寄り添う3列シートSUV」と謳っていて、ゆとりあるスペースの確保はもちろんのこと、使い勝手の良さと価格帯を抑えたファミリーカーとして競合モデルに対抗する一台となるようです。
ちなみに、今回発表されたのはガソリンモデルのTX350と、デュアルブーストハイブリッドシステムを採用するTX500hの2種類で、プラグインハイブリッド(PHEV)のTX550h+は遅れての発売となるようです。
新型TXは、アメリカの道路事情にマッチしたLX600よりも大きな3列シートSUV
まずはおさらいも兼ねて新型TXのボディサイズやパワートレインをチェックしていきましょう。
アメリカ市場向けとして販売されたTXですが、そのボディサイズは全長5,160mm~5,170mm×全幅1,990mm×全高1,780mm、ホイールベース2,950mmととにかく大柄。
実は、レクサスのフルサイズ&フラッグシップSUVとなる新型LX600の全長5,100mm×全幅1,990×全高1,885mm、ホイールベース2,850mmよりも、全長と全高、ホイールベースが大きいため、なかなか日本の道路事情にマッチしない大きさなんですね。
おまけにTXのタイヤホイールサイズに関しても、エントリーグレードのTX350で20インチ/22インチの2種類、TX500h/TX550h+では22インチのみと、全てにおいてアメリカンサイズなので、ある意味メンテナンス面でも結構大変な一台なのかも…
内装は新世代で、メーターも12.3インチのフル液晶を採用
こちらはインテリア。
基本的なレイアウトは、新型NX/RX/RZ450eなどと同じで、メーターは12.3インチのフル液晶を採用し、ディスプレイオーディオは14インチ、そして手前のセンターシフトはエレクトロマチックタイプなので、レクサスチームメイト・アドバンスドパークやパノラミックビューモニター[PVM]も搭載。
ステアリングスイッチ系も、ヘッドアップディスプレイを活用したタッチトレーサータイプで、ステアリングの奥にはドライバー監視システムが搭載されていることから、レクサスチームメイト・アドバンスドドライブも搭載。
パワートレインは大きく3種類をラインナップ
パワートレインに関しては、前述にもある通り3種類をラインナップしていて、その内のプラグインハイブリッドモデルとなるTX550h+は遅れての発売となる予定です。
※3列6人乗りと3列7人乗りの何れかから選択可能
TX350・・・排気量2.4L T24A-FTS型直列4気筒ターボエンジン(8速AT)
TX500h・・・排気量2.4L T24A-FTS型直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッド(6AT)
TX550h+・・・排気量3.5L 2GR-FXS型V型6気筒エンジン+プラグインハイブリッド
ちなみに、2024年以降に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)のプラグインハイブリッドモデルも、TX550h+と同じパワトレを採用予定で、おまけにシートレイアウトは2列4人乗りのロイヤルラウンジ仕様を想定しているとのこと。
排気量2.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッド搭載のExecutive Loungeで800万円を優に超えてきますから、PHEVモデルともなると、価格帯もおそらく1,000万円を超えてくるのではないかと予想されます。