辛口評価の妻も絶賛!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス(60系)で往復 約470km走行!クルーズコントロールの精度は相変わらず高めで、燃費は安定の約26km/L

適度なサイズ感であることも含めて、新型プリウス(60系)は使い勝手の良い車だと思う

2023年2月に私に納車されて、もうす8か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

前回、納車後通算「6回目」となる給油・燃費記録を公開した翌日、毎月恒例となっている往復 約470kmの高速道路+下道移動として活用することに。

基本的に妻一人で運転している往復470kmほどの長距離移動ですが、外気温も低くなってきたため、往復ともにエアコンは使用せず、ほんの少し窓を開けて走行していたとのこと(私も妻もエアコンの人工的で乾燥した風が苦手)。

そこで今回は、往復470kmほど走らせての妻の評価に加え、区間燃費はどれぐらいなのかもチェックしていきましょう。


新型プリウスの走りは安定していて快適のようだ

まずは新型プリウスの走りについてですが、8.5割以上が高速道路移動ながらも、往復でのちょっとした下道においては、やはり信号待ちのときにとても助かっているのがオートブレーキホールド[ABH]機能。

60系プリウスよりようやく採用された、電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]機能ですが、ちょっとした信号待ちであっても、それが何度も繰り返され、おまけに長距離移動中の信号待ちともなるとストップ&ゴーのアクション自体が疲れてしまうため、そういったときのブレーキホールドは身体的にも精神的にも疲労軽減につながっているそうです。

雨天時+夜間時の視界は他車種に比べると悪い

続いては、雨天時の運転席からの視界について。

今回の長距離移動では、往復共に雨で視界も悪く、特に復路のときは時間帯も遅くて暗かったので、更に視界も悪かったとのこと(妻が普段使いしているホンダ新型ZR-Vや三菱の新型デリカミニとの比較になりますが…)。

ただ、プリウスのようにAピラーの角度が寝かせ気味で、フロントウィンドウもかなり寝かせているおかげなのか、それともKeeper Laboさんの超撥水窓ガラスコーティングの影響なのかは不明ですが、スピードがノるような高速道路だと、特にワイパーを使用しなくとも水弾きが良かったため、極端に前方が見えなかっり、ヒヤッとするような場面は無かったそうです。

レーダークルーズコントロールは日産のプロパイロットに近い高い精度のようだ

続いて高速道路走行時のレーダークルーズコントロールについて。

基本的に高速道路では、レーダークルーズコントロールを活用して移動していたとのことですが、周りの速度に合わせつつ、特に無理な追い越しなどもせず高速クルージングできたため、アクセル操作をしなくなるだけで大分体の疲れも低減されているとのこと。

特に近年のToyota Safety Senseは、平坦な道から上り・下り坂まで、様々な条件においても加速・減速の切り替えしがナチュラルで、人的な操作が行われているかのような安心感もあるとのこと。

妻曰く、この点はホンダが大きく劣っている部分であり、日産のプロパイロットと良い勝負をしているそうです。

一時期は、クルーズコントロールなどの電子制御系に対しては食わず嫌いな部分があった妻ですが、私がクルーズコントロールなどを使用しているところを見て少しずつ興味を持ちだしたそうで、いざ実際に使い始めてみると「えっ、こんなに楽なの?」と驚いていたのが印象的でしたし、「もっと早くに気付いてれば良かった…」と思えるほどに、ドライビングサポート技術はめまぐるしい進化を遂げているのだと感じました。

しかもこのドライビングサポート機能が、トヨタだけでなくホンダや日産、三菱といった様々なメーカーによって味付けや精度も全く異なるので、その違いを長距離移動で体感しつつも妻の辛口評価を聞いて勉強になることも多いです。

2ページ目:新型プリウスで長距離移動しての腰やお尻の痛みは?約470km走らせての実燃費はどれぐらい?