フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)で往復150kmの旅へ!クルーズコントロール時のメーターが進化!しかし残念なポイントも多い

納車されたばかりの新型N-BOX Customターボで、往復150kmほどの中距離移動の旅へ!

2023年10月に私に納車された、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOX Customターボ(JF5)[2WD]ですが、今回は早くも高速道路などを利用した往復 約150kmの中距離移動の旅へ。

新型N-BOXのクルーズコントロール性能はもちろんのこと、進化した7インチのフル液晶メーターは、新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)や新型ZR-Vなどと比べてどのように異なるのか?なども検証できればと思います。

あとは、高速道路や渋滞しやすい道を利用してのリアルな燃費情報、そして走行していて残念に思った”アノ機能”の廃止などもチェックしていきたいと思います。


アダプティブクルーズコントロールの操作方法は現代のホンダモデルと共通に

まず新型N-BOXのアダプティブクルーズコントロールの設定方法ですが、新型ZR-Vやステップワゴン、シビック(New Civic, FL)と共通の設定方法に。

上の画像にある通り、高速道路にて”ある一定の速度”に到達したら、ステアリング右側の①の[ACC]スイッチを押し、その後②の[SET/-]レバースイッチを下側に押したら、後は速度固定で高速巡航するので、アクセルを離します。

ちなみに、反対側の上のレバーとなる[RES/+]は、⑤の[CANCEL]ボタンでクルーズコントロールを解除したのち、先程と同じ速度まで加速+ACC設定してくれる「RESUME(再開/復活)」機能になります。

なおACC走行後は、③の[LKAS]スイッチで車線維持したり、④の車間調整(4段階)をするなど、任意でカスタマイズできるので、この辺りもわかりやすくなったと思います。

クルーズコントロール後の液晶メーターは?

そしてこちらが、高速道路走行&アダプティブクルーズコントロール[ACC]のフル液晶メーターの情報。

デジタル速度計の直下にあるACCの設定値があり、更にその下にはACCの各種アイコンが表示されていますが、「瞬間燃費バー/TripAメーター/航続可能距離/平均燃費」の項目を選択していると、自車アイコンが表示されない仕組みになっているんですね。

自車アイコンを表示したい場合は?

そこで、ステアリングホイールの左下にある「ホーム」ボタンを押すと、上の通り先程の「航続距離/燃費」項目や、「タコメーター」、「シンプル」等があるので、自車アイコンを表示したい場合は「シンプル」を選択すると…?

こんな感じで自車アイコンが表示され、先程の燃費情報は全て消えて、MY N-BOXが登場。

但しここで注意してほしいのは、「シンプル」を選択して自車アイコンが表示されるのは便利なのですが、一方で「Tripメーター/航続可能距離/燃費」情報が完全に排除されてしまうので注意してください。

ウィンカーやブレーキランプ、ヘッドライト有無まで表示されるギミック要素有り!

そして新型N-BOXでは、ACC走行時や下道での非ACC走行時であっても、「シンプル」を設定していれば、自車アイコンのウィンカーやブレーキランプ、そしてヘッドライトの有無まで確認できるようになったのは嬉しいポイント。

上の画像は、左ウィンカーが点灯しているときで、ちゃんと自車アイコンも連動してウィンカー点灯していますね。

こちらはヘッドライト点灯時。

ちゃんと路面に光が反射しているのが確認でき、軽自動車でここまで芸を細かくしてきたのは驚き。

但し前方車両のアイコンについては、普通乗用車やトラック、バスなどであってもセダン系の車アイコンで固定なので、この点はステップワゴンやZR-Vと差別化するためだと予想。

ちゃんとブレーキランプも表示されるなど、情報量も多くて良いですね。

タコメーターの項目を選択すると…?

せっかくなので、タコメーターの項目も選択してみると…?

タコメーターはこんな感じで表示。

まさにスポーティな走りを体感したい場合、燃費や航続可能距離などを気にしたくない人は、気分転換も兼ねて、この表記に切り替えるのも有りかもしれないですね(レッドラインは7,000rpm)。

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