これヤバいだろ…アメリカ人観光客が日産ジュークのレンタカーで歩道へ→抜け出せず放置→4時間半以上かけて脱出できたが、ドライバーは「ナビのGPSが悪い」と自分の非を認めず

最近、外国人観光客による非常識な行為が多く見られるようだ

2023年10月5日、イギリス・ウェールズにあるペンブルックシャー州のテンビー町にて、日産のコンパクトSUVモデルとなるジューク(Nissan New Juke)が「道幅の狭い歩道に挟まっている」ところを発見されました。

これは地元住民がたまたまた発見したものだそうですが、このジュークに乗っていたのがアメリカ人女性観光客2名で、ジュークの純正ナビもしくはスマホのグーグルマップナビを活用したところ、狭い歩道に案内されたとのこと。

観光客は、そのままジュークで歩道に進入しようとしますが、サイズ感からして明らかに不可能なことがわかるにも関わらず、無理やり入ろうとしたところで脱出することができず、しかもそのまま車を放置して逃げたことが判明しています。


そもそも、なぜこれだけ狭い歩道を「行ける」と思ったのだろうか…

こちらが今回、アメリカ観光客(男女2名)が、ペンブルックシャー州のテンビー町にある歩道へと進入しようとしたジューク。

地元メディアの報道によると、この車に乗っていた男女は、近くのビーチにあるセント・キャサリン島に行こうとしたところ、思い切って道路を外れてしまい、歩行者専用の道路を車で走り始めたとのこと。

彼らは、「とにかく走れるところまで」走っていたそうですが、更に狭くなる歩道に差し掛かったときに、上の画像のようにジュークが挟まって脱出できなくなったため、そのまま車を放置して、近くの電車に乗り換えて逃走したとのこと。

言うまでも無く、この日産ジュークは観光客が所有する車ではなく、地元のレンタカー屋さんで借りたクルマですから、地元の住民はこの現場を目撃した後、すぐに警察に通報 → 警察の調べによりレンタカー会社を特定し、すぐにレンタカーを利用していたアメリカ人観光客の情報を入手したとのこと。

地元整備士「今まで、こんな狭い道を車で走った人物などいない」

地元住民たちは、警察に通報した後、更に整備士(ロードサービス)に連絡を入れることに。

何とも衝撃的な現場を見た整備士のスティーブン・ロウ氏は、「今まで地元の整備対応を受けてきたが、こんな狭い歩道に進入する者などいなかった。こんな対応は今までで初めてだ」と語り、加えて「ジュークは片方の壁に接触していた。そんな状態であることを知りながら、ドライバーは更にアクセルを踏んで傷だらけにしたことが伺える」とのことで、レンタカーを傷つけた上で放置・逃走したことは極めて悪質。

歩道から車を引き揚げるのに「4時間半以上」かかった

整備士の話によると、道の最上部にあるウインチを使って、車を後方に牽引する計画を立てたものの、同氏はBBCに対して「日産ジュークを無料で引き揚げるプロセスには4時間半以上かかり、ある段階では車を切断して廃車にするという話さえあった」と説明。

ドライバー「ナビがこの道を案内したんだ。私たちは何も悪くない」

そして、今回の原因を作り出したならず者のアメリカ人観光客ですが、警察がすぐに突き止め聴取したところ、車を運転していた男性が「ナビを使ってこの道を案内してきたんだ。私たちは言われるがままに来た。だから私たちは被害者なんだ」と、あくまでもナビに問題があったと主張。

しかしながら、その後の車を放置したことについても「ナビが悪かったんだから、私たちに責任は無い」と、あくまでも事の発端はナビにあると説明しており、自分たちに責任は無いと説明していますが、果たしてこのあとドライバーたちはどのような処分が下されたのかは明らかになっていません。

2ページ目:過去にはハイキングコースに侵入したBMWアルピナや、ギリシャの極狭な歩道に進入した日産マイクラ(マーチ)も?