フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)の納車雑感!「地下駐車場の移動・駐車は楽々」「シートバックテーブルの買い物フックは使い分けができる」等
改めて新型N-BOXの商品力の高さには驚かされる
2023年10月に私に納車されて10日以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。
今回は、本モデルの納車後雑感ということで、普段買い物などで利用している地下駐車場での使い勝手に加え、先代のN-BOX Customに比べて使い勝手が良くなったところ、そしてホンダならではともいえる”とある装備”の利便性の高さについてもインプレッションしていきたいと思います。
日本の道路事情にマッチした軽スーパーハイトワゴンのN-BOXですが、改めて本モデルが日本市場で最も売れている車であることを再確認。
具体的にどういったところで使い勝手が良いのかも見ていきましょう。
新型N-BOXのサイズ感は、狭く圧迫感のある地下駐車場でも問題無くスムーズに利用できる
まずは普段の買い物で頻繁的に利用している地下駐車場での使い勝手について。
前回のブログでは、コンパクトMPVのトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)や、N-BOXの競合モデルである三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)でも地下駐車場の使い勝手の良さをご紹介しましたが、新型N-BOXも同様に使い勝手としては良好。
地下駐車場の特徴でもある「少し傾斜のキツイ螺旋上の下り坂とスロープ」も、狭い道幅や低めの天井で圧迫感がありながらも、全幅1,475mmのN-BOXであれば幅を気にすることなく問題なくスムーズに下っていけます。
これは地下駐車場に限らず、様々な立体駐車場でも同様だと思いますが、N-BOX Customはワイド&ローで一見して車高が低く見えるのに、最低地上高145mmと結構実用的。
参考までに、トヨタ新型アクア(Toyota New Aqua)やレクサスIS500 F SPORT Performanceも車高が低く見えますが、これらの最低地上高は140mmなので、N-BOXの方が僅か+5mmほど高くフロントバンパーを擦る心配は少ないです。
バック駐車する際は、何度もハンドルを切り返す必要も無くスムーズに駐車できる
あとは全幅3,395mmのショートボディで、最小回転半径も4.7mと小回りが利くため、先程の地下駐車場のパレット式であっても、何度も切り返しながらバック駐車する必要性は無いですし、新機能として新しく追加されたマルチビューカメラのサポートもあって、一発&真っすぐバック駐車できるのも魅力の一つ。
先代ではマルチビューカメラが搭載されておらず、おまけに全幅も小さいので、どうしてもワイドな普通乗用車の駐車に慣れていると、必ずと言って良いほどに助手席側か運転席側の白線寄りになってしまうのですが、マルチビューカメラがあるとキレイに真ん中に停めることができますし、状況に応じてギリギリまで外側寄りに駐車できるのもグッド。
サンバイザーにも駐車チケット用のポケットを完備
これも、最近では当たり前となった駐車チケット用のポケットが付いたフロントサンバイザー。
メーカーによってデザインは様々ではありますが、N-BOXの場合は駐車チケットの差し込み入り口が大きいので、縦にも横にも差し込みできるのは便利。
但し、これは先代同様に助手席側のサンバイザーには駐車チケットのポケットが無かったのはちょっと残念。
地下駐車場のチケット発券機によっては、右側だけでなく左側にも設置しているものがあり、左側の方が少し低めで受け取りやすいことも多く(そのときは助手席に座る妻にお願いするときもある)、反対に右側は高過ぎたり、思いのほかカードが受け取りにくかったりもするので(なぜかカードの受け取り口が遠目に設計されていることも…)、そのときは助手席側の乗員がチケットを受け取ってそのまま助手席側のサンバイザーに差し込むと更にスムーズになることもあります。