トヨタがJMS向けコンセプトカー発表！新型ランドクルーザーのピュアEV版”Se”やピュアEVピップアップトラック”EPU”、そしてランドホッパーの正体も明らかに
遂にトヨタがジャパンモビリティショー2023向けのコンセプトカー達を世界初公開！
2023年10月25日のプレスデーより開催されるジャパンモビリティショー(JMS)2023にて、様々な自動車メーカーがコンセプトカーを発表しますが、今回遂にトヨタが出展概要を明らかにしました。
既にピュアEVクロスオーバーの新型FT-Seコンセプトと、フルモデルチェンジ版・新型MR2を彷彿とさせるピュアEVスポーツカーの新型FT-Seコンセプトを発表済ですが、今回はどのようなモデルが発表されたのでしょうか？
https://creative311.com/?p=155354早速、トヨタが発表した出展概要をチェックしていきましょう。
トヨタがJMS2023に出展するのは、大きく6種類のコンセプトモデル
早速、トヨタが明らかにしたJMS2023の出展概要をチェックしていきましょう。
出展するモデルは、以下の通りで大きく6種類となっています。
➀LAND CRUISER Se(ランドクルーザー・エスイー)
②EPU(イーピーユー)
③LAND HOPPER(ランドホッパー)
④JUU(ジェイ・ユーユー)
⑤スペースモビリティ(プロトタイプ)
⑥NEO Steer(ネオステア)
➀ランドクルーザーSeコンセプト
早速各コンセプトカーをチェックしていきましょう。
まずは一番の目玉になるであろうピュアEVクロスオーバーの新型ランドクルーザーSeコンセプト。
「生きて帰って来られる車」をコンセプトにしたオフロードクロカンモデルですが、いよいよこのモデルも100％電気自動車として登場することに。
ボディサイズは、全長5,150mm×全幅1,990mm×全高1,705mm、ホイールベース3,050mm、乗車定員は7名で、従来のランドクルーザー300に比べて全長＋200mｍ／全幅＋10mm／全高－175mm／ホイールベース＋200mm変化しています。
使い勝手という面ではかなり不便ともいえる一台ですが、その存在感はランドクルーザー本来の姿そのもの。
ちなみに本モデルについて、トヨタ公式は以下のようにコメントしています。
◇スタイリッシュかつ高い上質感を兼ね備えたスタイリング、BEVならではのトルクフルな走りを提案。世界の多様なニーズに対応した3列シートSUVにてランドクルーザーブランドの新たな魅力を拡大
◇市街地などのオンロード走行時、BEVならではの高い静粛性による快適な室内空間を醸成
◇モノコックボディで意のままに操るハンドリングとラフロード(荒れた道)を安心して滑走できる走破性を追求
②EPUコンセプト
続いては、ピュアEVピックアップトラックモデルのEPUコンセプト。
おそらくはハイラックス(Hilux)のピュアEV版ではないか？と推測しますが、そもそもEPUも何の略語なのか気になる所(エレクトリック・ピックアップの略？)。
ボディサイズは、全長5,070mm×全幅1,910mm×全高1,710mm、ホイールベース3,350mm、乗車定員5名と、こちらもアメリカ市場向けを想定したかのようなサイズ感で、日本だとかなり不便な大きさですね。
EPUのスペックに付いては一切触れられていないものの、本モデルに関する特徴について、トヨタは以下のようにコメントしています。
◇高い耐久性を持ち実用的でありながらもスタイリッシュなBEVとして、モノコックボディ採用の次世代ミッドサイズピックアップトラックコンセプト。5m強の全長を持つダブルキャブ仕様とし、モノコックならではのデッキスペースの使い勝手の良さがユーザーの用途を拡張
◇キャビン背面の大胆なデッキスルー構造によってユーザーの多彩な要望を実現。アウトドアなどユーザーのモビリティライフを幅広くサポート
◇BEVならではの静粛性に加え、低重心パッケージにより優れた操縦安定性・乗り心地を追求
そしてこちらはインテリアの一部。
ピックアップトラックの車内とは思えないほどに近未来的で、ステアリングホイールの形状も、とてもオフロード向けとは思えないヨーク型を採用してきたのもユニークですね(ある意味常識にとらわれない車づくりを目指したトヨタらしい考えかも)。