日産がJMS2023向けに新型エクストレイルe-POWER(T33)/ノートオーラ/キックス/サクラの90周年特別仕様車を発表!残念ながら市販化の予定は無く、特別感は薄い?

(続き)ジャパンモビリティショー2023にて出展されている、日産創立90周年記念モデルを見ていこう

引き続き、ジャパンモビリティショー2023にて出展されている日産創立90周年を記念する特別仕様車たちを見ていきましょう。

キックス90周年記念エディション

続いては、日産のコンパクトSUVモデルでお馴染みとなるキックスの90周年記念エディションを見ていきましょう。

やはりこちらも先ほど同様にスポーティなレッド×ブラックルーフ2トーンを採用し、センターストライプも追加設定。

フロントグリルのダブルVモーションには、オールブラックではなくカッパー色のようなアクセントが加味され、より立体的な表情を演出しています。

こちらはサイドビュー。

足もとにはオールブラック塗装のアルミホイールを装着しますが、他の90周年記念モデルと大きく異なるのは、アウタードアハンドルがクローム調加飾に仕上げられていること。

あとはフロント・リヤフェンダーモールが無塗装ブラックのままとなっていますが、この点は90周年記念特有の特別感が全く無く、従来モデルとあまり変わらないように思えます(細かい所の詰めの甘さは日産の良く無い所)。

リヤクォータービューも至ってシンプルなデザイン。

内装も特にレッドのアクセントなども無く、シンプルなオールブラック仕上げとなっています。


エクストレイルe-POWER(T33)90周年記念エディション

最後は新型エクストレイルe-POWER(T33)をベースにした90周年記念エディション。

2023年10月末時点でも、主力グレードGを中心に長納期化が続いている大人気車種で、特に2トーンカラーは受注台数に制限が掛けられているほど。

そんなエクストレイルe-POWER(T33)の90周年記念モデルですが、こちらは意外にもレッドのモノトーンカラーに、フロントフードボンネットにブラックとカッパー色のデュアルトーンが採用されているのみ。

ノートオーラやキックスではブラックルーフを採用しているのに、なぜエクストレイル(T33)だけモノトーンなのかは不明ですが、「2トーンカラーを出展できる余力があるなら、はやくユーザー向けの2トーンカラー車両を納車してほしい!」という批判の声を想定して、敢えてモノトーンに限定してきたのかもしれません(日産は何かとよくわからないところで叩かれることが多いので…)

サイドビューはこんな感じ。

この位置から見ると、なぜかAピラーとサイドミラーキャップだけブラックという中途半端な色合いに。

一体なぜこのような残念な仕様になってしまったのかは不明ですが、足もとのグロスブラックアルミホイールはかなりカッコいい仕上がりで、何れ特別仕様車が登場する際に採用してほしいデザインです。

こちらはリヤクォータービュー。

特にこれといった特別感は無く、ノーマルのエクストレイル(T33)と同じ後ろ姿です。

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Reference:Autohome①