(2024年)マイナーチェンジ版・マツダ新型MAZDA2 Hybridの実車が世界初公開!「MAZDA2になり切れないトヨタ・ヤリス」と揶揄され、レクサス超えのフル液晶メーター採用
発表直後に話題となったマイナーチェンジ版・新型MAZDA2 Hybridの実車が遂に登場!
2021年12月、欧州マツダが発売スタートしたMAZDA2 Hybridは、日本などにて販売されている個体とは異なり、トヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)のOEMモデルとして展開されるも、その後2年も経過せずに早くもマイナーチェンジ版として新しく発表されました。
マイナーチェンジでは、主にエクステリアのフロントバンパーとフロントグリルが変更され、内装に関してもセンターディスプレイオーディオや12.3インチのフル液晶メーターが搭載されるなど、特に内装の一部はレクサスを超えるような装備内容となっています。
そんな何かと話題となっている欧州市場向けの新型MAZDA2ハイブリッドの実車が、遂に世界初公開されました。
マツダ色が少しだけ強くなった新型MAZDA2ハイブリッド
こちらが今回、世界初公開された新型MAZDA2ハイブリッドのエクステリア。
その見た目はまさにトヨタ・ヤリスではあるものの、上述の通りフロントバンパーやフロントグリルはマイナーチェンジ用に刷新されるも、フロントヘッドライトの三眼LEDリフレクターとL字型LEDデイタイムランニングライト、そして特徴的で筋肉質なボディスタイルは、ヤリスのエクステリアそのもの。
そのため、海外ユーザーからは「MAZDA2になり切れないトヨタ・ヤリス」と揶揄されており、バンパーやグリルだけの変化で汲み取ることは中々に難しいのかも(OEMモデルである以上は、どうしてもそのメーカーの特色が抜けないのは致し方ないこと)。
ちなみにこちらが、マイナーチェンジ前のMAZDA2ハイブリッドのフロントマスク。
現行ヤリスに貼付されるトヨタCIマークエンブレムをMAZDAエンブレムに変更しただけのエクステリアで、パワートレインもヤリスと同じ排気量1.5L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムのみ。
このエンジンとハイブリッドシステムは、マイナーチェンジ後の新型MAZDA2ハイブリッドにも受け継がれています。
さりげなくリヤデザインも一部変更されている
リヤクォータービューはこんな感じ。
リヤは変更されていない?ようにも見えますが、リヤテールランプ間のブラックガーニッシュが廃止となり、ボディカラーと同色の一体型となるパネルが採用されたことで、全体的に落ち着いた印象に仕上がっていますね。
あとリヤロアバンパーは、無塗装ブラックではなくグロスブラック仕上げのように見え、エントリーコンパクトカーでありながらも質感は高そう。
欧州マツダの情報によると、今回のマイナーチェンジによりエクステリアデザインが一部変更されるだけでなく、ボディカラーに新色のグラスブルーが追加されているそうです。
参考までに、こちらはマイナーチェンジ前のMAZDA2ハイブリッドのリヤクォータービュー。
こちらはリヤテールランプ間にブラックガーニッシュが設けられ、ボディカラーとのメリハリがしっかりしていてスポーティに見えます。