まさかのレクサス超え?!フルモデルチェンジ後”初”のマイナーチェンジ版となる(欧)マツダ新型MAZDA2が世界初公開!トヨタ・ヤリスのOEM版でメーターは何とフル液晶に

マイナーチェンジでフロントマスクが変化し、更に内装も一部アップグレード

2023年9月21日、日本市場向けとなるマツダのエントリーコンパクトモデルとなるMAZDA2が一部改良版として発表され、モデル末期ながらも最大20万円ほどの値上げとなり大きな話題となりました。

一方で欧州市場向けにおいて、2021年12月にフルモデルチェンジを果たしてから”初”となるマイナーチェンジ版が、2023年9月27日に世界初公開されました。

日本市場向けとは異なり、欧州市場向けはトヨタ・ヤリス(Toyota New Yaris)のプラットフォームや内外装、エンジンをベースにしているため、厳密にはOEMモデルとして発売されているのですが、今回のマイナーチェンジでどのように変化したのかチェックしていきましょう。


モデルベースはトヨタ・ヤリスのままだが、フロントバンパーを変更

こちらが今回世界初公開された、欧州市場向けとして販売されるマイナーチェンジ版・新型MAZDA2のフロントマスク。

マイナーチェンジ前と同じく、基本的なデザインベースはトヨタ・ヤリス(Toyota New Yaris)で、プラットフォームももちろんヤリスと同じ前輪駆動[FF]ベースのTNGA-Bを採用。

ヘッドライト意匠もヤリスと何ら違いはないものの、やはりヤリスとの差別化を図る意味で、ただシンプルにトヨタのCIマークエンブレムをマツダエンブレムに変更するだけでなく、フロントバンパーも大幅に変更へ。

参考までに、こちらがマイナーチェンジ前となる現行MAZDA2のフロントマスク。

エンブレムを隠してしまったら、トヨタ・ヤリスと見間違えてもおかしくないぐらいにそのままなのがわかりますね。

ちなみにパワートレインは、排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)システムの一択のみで、システム総出力116hpを発揮。

こちらは、真正面から見たマイナーチェンジ版・新型MAZDA2。

大口タイプのフロントグリルは変わらないものの、グリル形状はマツダ特有のファイブポイントグリルを採用。

そしてフロントフォグランプ周りのデザインも変更され、両サイドに向けてワイド&ローになるようなホワイトバンパーの使い方も秀逸。

サイドビューは特に変更無く、プラットフォームもそのまま流用なので、ボディサイズも変化無し。

ただ、こうして見るとリヤフェンダーの張り出しが異常に大きく見え、後輪駆動ベースのホットハッチモデル?と思われても不思議ではないぐらいの抑揚がありますね。

リヤデザインも僅かな手直しレベル

こちらはリヤクォータービュー。

一見して変化が無いようにも見えますが、実際はボディ同色のテールゲート加飾を施し、リヤテールランプもブラックアクセントでスポーティにアップデート。

これがグレードによって装備内容が異なるのか、それとも全グレード共通での装備なのかは不明ですが、少しでもヤリスとの差別化を見せる意味では重要なポイントなのかも。

2ページ目:何と新型MAZDA2に待望のフル液晶メーターを採用?!