何とベースはホンダ新型シビック(FL1)!光岡(ミツオカ)が創業55周年を記念してダッジ・チャレンジャー風のM55コンセプトを世界初公開!実車も展示されるぞ

(続き)ミツオカ新型M55コンセプトの内外装デザインをチェックしていこう

引き続き、ミツオカ新型M55コンセプトをチェックしていきましょう。

内装は、モロに6速MTのホンダ新型シビック(FL1)

続いてインテリアを見ていきましょう。

インパネ周りやフローティングタイプのディスプレイオーディオ、3連ダイヤル付きのエアコン、センターシフト周りを見た感じシビック(FL)で間違いなさそうですね。

そしてセンターシフトが6速MTであることや、メーターが10.25インチフル液晶ではなく、液晶とアナログのハイブリッドであることから、ガソリンモデルのシビック(FL1)LXグレードであることが明確に。

そうなると、パワートレイン排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力182ps/最大トルク240Nmを発揮するものと予想されますが、大排気量マッスルカーのチャレンジャー風の見た目でありながらも、中身はダウンサイジングターボというギャップもまたユニーク。

改めて運転席周りを見ていくと、ステアリング中央の”MITSUOKA”エンブレムのとって付けた感はちょっと残念。


昭和レトロを感じさせる本革シート

シートカラーは何とも個性的で年期を感じさせるようなブルーの本革にパンチングが施されていますが、座り心地やホールド感などは、従来のシビック(FL)に比べて向上しているのか、それとも全く別物なのかも気になる所ですね。

デザインはとてもオシャレだとは思うのですが、問題なのは、このリング状の金具が着座した時にどのように感じるのか?ということ。

座ったときに違和感に感じるのか、それとも金具に触れているような違和感がないのか?この点は実際に座ってインプレッションしてみたいところです。

M55コンセプトの実車が、2023年11月24日より展示予定!気になる市販化は?

ミツオカが何ともユニークなコンセプトカーを発表してきましたが、実はこのモデル、2023年11月下旬よりミツオカショールームにて特別展示予定。

具体的なスケジュールは以下の通り。

展示場所:MITSUOKA麻布ショールーム/GALLERY麻布
住所:東京都港区麻布台2-3-3
展示期間:2023年11月24日(金)~2023年12月16日(土)

展示場所:MITSUOKA富山ショールーム
住所:富山県富山市婦中町 下轡田(しもくつわだ)270-1
展示期間:2024年1月12日(金)~2024年1月28日(日)

そして本モデルについては、既にミツオカも公式プレスリリースにて発表している通り、「※現時点で『M55 CONCEPT』の商品化予定はございません。 また、カタログ・パンフレット等もございませんので予めご了承ください。」とのこと。

とはいえ、ユーザーから市販化を求める声が多ければ多い程、ミツオカも市販化を検討する可能性もありますし、シビックベースの4ドアハッチバックともなれば、スポーティな走りはもちろんのこと、6速MTを楽しめるレトロルックなスポーツカーとして再び高い注目を得るかもしれませんね(マツダNDロードスターをベースにしたロックスター以来のワクワク感がある)。

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Reference:Mitsuoka