ホンダ新型WR-Vの装備内容が「良い意味」で割り切ってて凄い!ZとZ+の違いは?タイヤサイズやタイヤ銘柄、そしてインテリアの魅力ポイントも

ようやくホンダ新型WR-Vの詳細が徐々に明らかになってきた

2023年11月16日に先行公開され、同年12月に発表/2024年春頃に発売予定となっているホンダ新型WR-V。

既に公式カーメディアやYouTuberの方々が実車インプレッション動画をアップしていて、WR-Vのイメージがつきやすくなってきたのではないかと思いますが、今回このモデルを購入検討する上で、気になるポイントや魅力あるポイントについて、いくつかピックアップしていきたいと思います。

あと、本モデルについては2023年12月頃より、全国を対象としたキャラバン先行展示会が開催される予定ですので、47都道府県のホンダディーラーや商業施設での実車展示も楽しみにしたいところです。


アダプティブハイビームの設定は無いが、ヘッドライト意匠はフルLEDを採用

まずはフロントヘッドライトから見ていきましょう。

既にYouTubeでも実車インプレッション画像が多く公開されていますが、フロントLEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライト、そしてフロントウィンカーは全てLEDが採用されています。

ホンダのここ最近の新車・新型車では、フロントLEDウィンカーが積極的に採用されている印象ではあるものの、一方でリヤウィンカーが非LEDであるものも多数(シビックFLシリーズやフィット、そしてヴェゼル等)。

ちなみにWR-Vのフロントウィンカーは、水平基調のLEDデイタイムランニングライトが反転するタイプの点滅式LEDのため、スタイリッシュで先進的なイメージがありますし、ヴェゼル・ガソリンGと同等にしてきたところもポイント。

ただその一方で、フロントヘッドライトはアダプティブハイビームシステムではなく、オートハイビームを採用しているため、この点はエントリーコンパクトSUVとしては(個人的にはコストを抑える意味でも)十分な装備内容だと考えています。

ZグレードとZ+グレードは、全く同じアルミホイールとタイヤを標準装備

続いては、グレード別でのタイヤホイールサイズについてですが、エントリーグレードXになると、16インチタイヤホイールが標準装備され、ホイールはスチール(鉄チン)+樹脂ホイールキャップ付きが採用されます。

一方でZグレード/Z+グレードになると、17インチアルミホイール(切削光輝)が標準装備され、タイヤ銘柄もブリヂストン製トゥランザT005a(BRIDGESTONE TURANZA)が標準装備。

17インチアルミホイールの場合、タイヤサイズはフロント・リヤ共通の215/55R17インチとコンパクトSUVらしいサイズ感ではないかと思います。

そもそもZグレードとZ+グレードの違いって何?

あと、これは余談になりますが、Zグレード/Z+グレードで大きく異なるのは、クローム調もしくはシルバーアクセントが追加されているどうか?ということ。

具体的には、Z+グレードの場合だとアウタードアハンドルやドアウィンドウモールにクローム調アクセントが採用され、ルーフレールカバーとサイドドアアンダーガーニッシュにシルバーアクセントが採用されるため、エントリーSUVながらもプレミアム感を演出できるのはグッドポイント。

一方でZグレードだと、アウタードアハンドルはボディカラーと同色で、ウィンドウモールやサイドドアガーニッシュはブラックアクセントに仕上げられています。

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