トヨタ・シエンタ/JPN TAXIに計58万台以上の大量リコール!停車時・走行時に事故を起こす恐れ…スバル新型インプレッサ/クロストレックがファイブスター賞を獲得!
(続き)やっぱりスバルはレベルが違う…総合評価において全メーカートップクラスの98%を獲得!
続いて、スバルのフルモデルチェンジ版・新型インプレッサ(Subaru New Impreza)と新型クロストレック(New Crosstrek)の2車種が、国土交通省とナスバ((独)自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、が最高評価となるファイブスター賞」を受賞したことが明らかとなりました。
しかもスバルの凄いところは、ただ単純にファイブスター賞を獲得しただけでなく、予防安全装備関連の総合評価において「98%/100%」を獲得しているということ。
これはトヨタの新世代Toyota Safety Sense 3.0+を搭載する新型クラウンスポーツ(Toyota New Crown Sport)/クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)の「95%/100%」や、日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)の360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)の「93%/100%」よりも高い数値のため、国産自動車メーカー全体で見るとトップクラス。
まさに交通事故「0」を目指すスバルだからこそできる結果なのかもしれません。
新型インプレッサ/クロストレックの評価の内訳をみていこう
早速、新型インプレッサ/クロストレックの評価内容を見ていきましょう。
➀予防安全性能
まずは「予防安全性能」からですが、以下の4項目により、最高クラスとなるAランクの99%(88.50/89点)を獲得。
◇視野を大幅に広げ、さまざまな高い予防安全性能や運転支援を実現する新開発のステレオカメラ
◇プリクラッシュブレーキの対応範囲を拡大(低速走行時での二輪車や歩行者)する広角単眼カメラ
◇交差点での右左折時などに進行方向を照らすコーナリングランプ
◇車両周囲360°を映し出し、駐車時などで死角となるエリアを確認できるデジタルマルチビューモニター
これらの機能性を持った上で、予防安全性能の評価結果は以下の通り。
◇AEBS(対車):100%
◇AEBS(対歩:昼):100%
◇AEBS(対歩:夜):100%
◇AEBS(対自転車):94%
◇車線逸脱抑制:100%
◇高機能前前照灯:100%
◇ペダル踏み間違い時加速抑制:100%
予防総合得点(ランク):A
予防総合得点(得点率):99%
予防総合得点(総合得点):88.50点/89.0点
②衝突安全性能
続いて、衝突安全性能を見ていきましょう。
この評価では、以下の4項目により最高クラスとなるAランクの97%(97.03/100点)を獲得。
◇自車の高い衝突安全性能とともに、衝突相手の被害軽減(コンパティビリティ)を実現する車体構造
◇衝突時に対向車線にはみ出さないように自車を減速・停止させ二次被害を抑えるポストコリジョンブレーキコントロール
◇8つの乗員保護エアバック(デュアルエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、シートクッションエアバッグ)
◇衝突時のドアの室内への進入を防ぐリアドアキャッチャー
◇歩行者の頭部へのダメージを軽減する歩行者保護エアバッグ
これらの機能性を持った上で、衝突安全性能の評価結果は以下の通り。
◇フルラップ前面衝突:100%
◇オフセット前面衝突:96%
◇側面衝突:100%
◇後面衝突頸部保護:98%
◇歩行者頭部保護:92%
◇歩行者脚部保護:100%
◇シートベルトリマインダー:100%
予防総合得点(ランク):A
予防総合得点(得点率):97%
予防総合得点(総合得点):97.03点/100.0点
③事故発生時の救助
最後は「事故発生時の救助」について。
この評価では、以下の3項目により最高クラスとなる先進型で100%(8/8点)を獲得しています。
◇長時間ハンドル操作がされないなどドライバーに異常が生じたと判断された場合、自動で減速・停止、周囲へ警告、ドアロックを解除するドライバー異常時対応システム
◇エアバッグが作動するような大きな事故を感知して、自動的にコールセンターに通報する先進事故自動通報
◇故障やトラブルの際、ボタンを押すだけで 24 時間コールセンターに接続するコネクティッドサービス
以上より、総合評価としては193.53点/197点で「98%」となり、最高評価となる五つ星のファイブスター賞を獲得しています。