ホンダ新型シビックタイプR(FL5)ディスプレイオーディオのOTAアップデート無事完了!ソフトウェア更新する上での注意してほしいポイントも

色々と試行錯誤しながらも、無事OTAアップデート完了

前回のブログにて、私が所有するホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)のHonda CONNECTディスプレイオーディオに関するOTAアップデートの手順をご紹介しましたが、なぜか最後の最後ともいえる再起動(ブラックアウト)でソフトウェア更新が進まず、何度繰り返しても同じ結果になってしまったことをお伝えしました。

OTAアップデートの操作手順については、関連記事にもまとめている通りなのですが、今回は諸々の検証を進めた結果、無事OTAアップデートが完了したため、早速その中身と注意すべきポイントをご紹介していきたいと思います。

このOTAアップデートは、シビックタイプR(FL5)だけでなく、2023年11月30日より配信されるZR-Vやフィット4(New FIT4)含む、他のホンダ新型車でも実装される可能性がありますから、少しでも参考になりましたら幸いです。


ソフトウェア更新時の最終アップデート完了 → ブラックアウト後がポイント

今回ホンダとしては初めてとなるHonda CONNECTディスプレイオーディオのOTAアップデートですが、ソフトウェア更新する上で注意すべきポイントが2つありますので、少しでも参考にしていただけたらと思います。

前回のブログでもお伝えした通り、上の画像のステップ6のアップデート完了後、ディスプレイオーディオが約15分ほどブラックアウトしたままでした。

前回は約15分ほど放置していましたが、今回は更に5分ほど伸ばして20分ほど待機した後…

ようやくこのような画面(お使いのシステムは最新です。)が表示され、無事OTAアップデート完了に。

私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、ブラックアウトは故障やトラブルが発生しているわけではなく、システムアップデートしつつ再起動の準備をしている状態とのことで、その再起動にかかる時間は個体によってバラバラなのだそう。

そのため、他のユーザー車両によっては5分/10分/15分/20分以上と異なるので、とりあえずブラックアウトしたら、ひたすらに待ち続ける必要があるそうです。

走行中だと再起動しない恐れがある?

これはあくまでも私が独自に検証したものになりますが、今回は2パターンのソフトウェア更新を行い、1つ目がステップ6のシステムアップデート完了 → ブラックアウトして再起動中に走らせるパターンと、2つ目が、ブラックアウトして再起動中に停車しているパターン(パーキングブレーキが作動している)。

まず1つ目のパターンですが、ブラックアウトしてから走行し続けた結果、約30分ほど走らせても再起動することが無かったことを確認。

そして2つ目のパターンですが、パーキングブレーキが作動し続けている(停車)状態でアップデートを開始 → ディスプレイオーディオがブラックアウトしても停車し続けた結果、先述のように20分ほど経過したタイミングで無事再起動したため、もしかすると走行中と停車中とで再起動の有無があるのかもしれません。

これはメーカーからの正式な回答によるものではなく、あくまでも実車にて検証したものに過ぎませんし、複数台で検証したわけでもありませんから参考程度に見て頂けますと幸いです。

トヨタ・レクサスの場合は「走行中でもアップデートの再起動もスムーズ」

あとこれは余談ですが、既にOTAアップデートのサービスを提供しているトヨタ/レクサスの場合は、停車中でも走行中であってもシステムアップデートは実装可能で、アップデート後の再起動は自動ではなく、ボリュームダイヤルの長押しもしくはエンジン再始動で「任意操作」できるので、この点は初見でも簡単にできるのはありがたいところ。

しかもボリュームダイヤル長押し後の再起動も早いですから、この操作に慣れた上でHonda CONNECTのOTAアップデートを実装すると、少々驚きや困惑もあるかもしれませんね。

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