スバル新型フォレスター/WRX S4/インプレッサ/クロストレックにリコール!更にジャガーI-PACEや新型メルセデスAMG SL63/A180にもリコール
最悪の場合、走行不能に至る恐れアリ
スバル新型インプレッサ(Subaru New Impreza)やフォレスター(New Forester)、WRX S4、クロストレック(New Crosstrek)、レガシィ(Legacy)の5車種・計135台にリコール。
不具合内容としては、フロントドライブシャフトにおいて、製造工程における熱処理が不適切なため、アウターレースの表面に亀裂が発生し、強度が不足しているものがあるとのこと。
そのため、使用過程で亀裂が進展するとアウターレースが破損し動力伝達不良となり、最悪の場合、トランスファクラッチが損傷し、走行不能に至るとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][フォレスター]
・5AA-SKE/SKE-112227 ~ SKE-112585/令和5年9月4日 ~ 令和5年9月8日/74台・4BA-SK5/SK5-039744 ~ SK5-039967/令和5年9月4日 ~ 令和5年9月8日/22台
[WRX S4]
・5BA-VBH/VBH-008224 ~ VBH-008238/令和5年9月9日 ~ 令和5年9月14日/15台[インプレッサ]
・3BA-GU7/GU7-002837 ~ GU7-002868/令和5年9月11日 ~ 令和5年9月16日/13台[クロストレック]
・5AA-GUE/GUE-012597 ~ GUE-012610/令和5年9月7日/8台[レガシィ]
・4BA-BT5/BT5-021830 ~ BT5-021851/令和5年9月5日 ~ 令和5年9月11日/3台
改善措置としては、全車両、左右のフロントドライブシャフトを点検し、対象の製造ロット品についてはフロントドライブシャフトを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「スバルのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
最悪の安倍、火災が発生する恐れアリ
続いて、ジャガーI-PACEの1車種・計176台にリコール。
不具合内容としては、電動機の電源装置において、バッテリーエネルギーコントロールモジュールの制御プログラムが不適切だったため、外-3647のリコール改善措置作業を実施済でした。
この際、不適切なプログラム書換え工具による改善措置作業の実施、又は通信障害により、改善措置が完了しておらず、そのため、バッテリーの温度異常を監視できず警告灯が点灯し、最悪の場合、バッテリーパックアッセンブリ内のリチウムイオン電池より火災が発生するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に21件の不具合が発生しており、本国メーカーからの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][I-PACE]
・ZAA-DH1AA/SADHA2A19K1F63930~SADHA2A12N1619725/平成30年10月29日~令和3年12月9日/133台・ZAA-DH1CA/SADHA2A17K1F60749~SADHA2A14N1619757/平成30年10月23日~令和4年1月6日/43台
改善措置としては、全車両、バッテリー エネルギー コントロール モジュールの制御プログラムを正しいプログラム書換え工具を使用して書き換えるリコール作業を実施するとのことです。