テスラ新型サイバートラックの部品リストと金額が完全リーク!フロントガラスは約27万円…豪州にてナンバープレート「1」が競売に出品され、既にとんでもない金額に?
テスラ新型サイバートラックの部品は高い?それとも安い?
2023年11月末よりユーザー向けの納車がスタートし、日本市場向けも詳細な仕様が明らかとなったテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)。
今回、本モデルの具体的なパーツカタログが完全リークされ、各パーツの価格がどれぐらいなのかも明らかとなりました。
サイバートラックといえば、その特殊なスタイリングと、かなり寝かせたフロントガラスを装着したことによる見切りの悪さにより、事故が発生しやすくなるというリスクが挙げられるなど、デザイン性を優先したことによる弊害と問題点が多く指摘されてきました。
そして、冷間圧延ステンレス鋼/ウルトラハードステンレススチールといった高コスト素材を活用することで、プロトタイプモデルが発表された当初に比べて車両本体価格が高騰したのではないか?とも云われてきましたが、果たしてこうしたモデルにはどれ程のコストがかかっているのでしょうか。
新型サイバートラックの部品価格はこうなっている
今回、テスラ・サイバートラックに関するマニアックな情報交換が行われているCybertruckowensclubの掲示板にて、テスラ公式ホームページに掲載された部品リストに加え、本来掲載されていないはずの価格リストがリーク。
上の画像にもある通り、サイバートラックに使用されているパーツの価格(コスト)リストを見ていきましょう。
・ワイパーブレード:75ドル(日本円に換算して約1万円)
・ワイパーアーム&ブレード:165ドル(日本円に換算して約2.3万円)
・フロントガラス(ゴリラガラス):1,900ドル(日本円に換算して約27万円)
・フロントステアリングアクチュエーター:3,300ドル(日本円に換算して約47万円)
・飛散防止サイドウィンドウ:200ドル~260ドル(日本円に換算して約2.8万円~約3.7万円)
・パワードフランク&フェイシア:1,910ドル(日本円に換算して約27万円)/935ドル(日本円に換算して約13万円)
・フロントフェンダー:各550ドル(日本円に換算して約7.8万円)
・35インチオールテレーンA/Tタイヤ(グッドイヤー製ラングラーテリトリーR(285/65R20)):1本あたり470ドル(日本円に換算して約6.7万円)
リークされた価格リストとしては以上の通り。
ゴリラガラスが使用されたフロントガラスは約27万円
こちらがリークされたフロントガラスの価格リスト。
欠けやひび割れといった耐久性に優れたゴリラガラスが使用されているとはいえ、日本円で約27万円は中々に高額。
おそらくテスラとしては、交換頻度を可能な限り”ゼロ”にするために配慮したものだと予想。
アメリカのピックアップトラックモデルでお馴染みとなるフォードF-150でも、レインセンサーなどの技術が組み込まれているフロントガラスで380ドル(日本円に換算して約5.4万円)ですから、それに比べるとかなり高額であることは明確。
今回リークされたパーツで最も高額なのがフロントステアリングアクチュエーター
そしてこちらが、フロントステアリングアクチュエーターの価格リスト。
日本円で約47万円と、今回リークされた価格リストでは最も高額。
このパーツが損傷もしくは交換が必要となった場合は、非常に大きな懸念事項になりそう。
ちなみに、フォードのピュアEVピックアップトラックでお馴染みとなる新型F-150ライトニングのラック・アンド・ピニオンアセンブリ全体の価格は2,000ドル(日本円に換算して約28万円)と、こちらも中々に高額。
こちらはサイドウィンドウ。
価格帯としては200ドル~260ドル(日本円に換算して約2.8万円~約3.7万円)ですが、競合モデルとなるF-150ライトニングの場合だと395ドル(日本円に換算して約5.6万円)になるようです。