フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの最新情報②!「待望の電動パーキング&オートブレーキホールド設定」「後席エアコン採用」等
新型フリードでは、更に充実した装備内容へと大幅アップデートされるようだ
2024年夏頃に発表・発売予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。
前回のブログでは、本モデルの最新情報➀として…
◇グレード構成
◇パワートレイン
◇ボディサイズ(現行2代目からどれだけサイズアップする?)
◇3列目シートの格納改良
をお伝えしました。
今回は、最新情報②ということで「快適装備」や「ユーティリティ」、そして「予防安全装備Honda SENSING」に関する情報をお伝えしたいと思います。
ホンダメーカーとディーラーとの製品勉強会にて明らかになった情報ですので、情報確度としては高いと思いますが、公式発表・発売前の情報になるため、「予定」「予想される」「見込み」といった形で表現しています。
待望の電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド設定へ!
まずは快適装備に関する情報を見ていきましょう。
次期3代目フリードでは、足踏み式パーキングブレーキから、ようやく電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキ-ホールド[ABH]が採用される予定です。
既にモデルベースとなっている現行フィット4(New FIT4)でもオートブレーキホールドが採用されていますが、MPVスタイルの新型フリードでも、いよいよ全グレードにて設定されるようになり、おまけにオートブレーキホールド機能はメモリー(自己復帰)式になるのもポイント。
メモリー式に関しては、ホンダのラインナップモデルだと新型ヴェゼル(New VEZEL)やステップワゴン(New STEPWGN)、ZR-Vなどが挙げられ、他メーカーだと日産やダイハツも採用していますね。
ライバルのシエンタは足踏み式パーキングブレーキを採用
参考までに、競合モデルとなるトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)に関しては、EPB&ABHは設定されておらず、従来通り足踏み式パーキングブレーキを採用しています。
2024年4月にも一部改良版として新型が発表・発売される見込みですが、今のところEPB&ABHの設定はされない予定とのことで、法規制対応やボディカラーの変更など、最小限の変更に留まるものと予想されています。
予防安全装備Honda SENSINGもアップデート!
続いて、新型フリードの予防安全装備Honda SENSINGについてもチェックしていきましょう。
先述にある通り、EPB&ABHが標準装備されるということは、アダプティブクルーズコントロール[ACC]も渋滞追従式が採用されることは想像に難しくないかと思います。
◇衝突軽減ブレーキ[CMBS]
◇先行車発進お知らせ機能
◇歩行者事故低減ステアリング
◇路外逸脱抑制機能
◇標識認識機能
◇車線維持支援システム[LKAS]
◇誤発進抑制機能
◇後方誤発進抑制機能
◇[NEW]オートハイビーム
◇[NEW]近距離衝突軽減ブレーキ
◇[NEW]渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール[ACC]
◇[NEW]トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
◇[NEW]急アクセル抑制機能
◇[NEW]パーキングセンサーシステム
◇[NEW]ブラインドスポットインフォメーション[BSI]
◇[NEW]後退出庫サポート
予防安全装備Honda SENSINGについては、以上の通りとなります。
こうして見ると、ようやく新型フリードでも他モデル同等の機能へとアップデートされることになり、ベースとなるフィット4とほぼ同じバージョンになるのは魅力的(一方で大幅な価格アップが予想されますが…)。
あとはリヤパーキングセンサーのみだったものが、前後パーキングセンサーへとアップデートされることや、グレード別によるものかメーカーオプションの有無かは不明ですが、ブラインドスポットインフォメーション[BSI]も注目トピックスだと思います。
マルチビューカメラは設定される?
ただ、今回の勉強会で「マルチビューカメラの有無」に関しては明確な情報が無かったとのことですが、フィット4相当へと最新化していることを考慮すると、新型フリードでもグレード別もしくはメーカーオプションとして採用されるのではないか?と推測しています(新型N-BOXでも採用されていますし…)。
この他にも、現行2代目フリードでは採用されていなかった「サイドカーテンエアバッグ」が全グレード標準装備になるのも魅力ポイントだと思います。