まるでSF映画のワンシーン!山奥のスクラップ置き場にメルセデスベンツのコンセプトカーが廃棄されている件。ランチア新型イプシロンがまたも工場にて盗撮→SNSにて完全リーク

ランチア工場のセキュリティはガバガバなのだろうか…

2024年2月にデビュー予定ながらも、ランチアの製造工場から何者かによってプロトタイプモデルが盗まれ、しかもそのプロトタイプモデルが事故で川へ → クレーン車によって引き揚げられたところをスパイショット → デザインがモロバレするという前代未聞のリーク劇があったランチア新型イプシロン(Lancia Ypsilon)。

ランチアの製造工場のセキュリティ面で諸々の不安を抱えながらも、何と今度はその製造工場にて盗撮されたであろうイプシロンのフロント・リヤデザインがSNSにて完全リークされています。


かなり個性的な顔つきの新型イプシロン

こちらが今回、ランチアの製造工場にて保管されているイプシロンEVのプロトタイプモデル。

プロトタイプモデルといっても、ほぼほぼ量産モデルと変わらないデザインになるとのことですが、遂にここまではっきりとリークされるとは…ランチアの製造工場のセキュリティはガバガバなのでは?との心配の声も。

フロントノーズには”LANCIA”のブランドロゴが確認でき、フロントマスクはPu+Ra HPEコンセプトをベースにした個性的な顔つきに。

少し確認しづらいですが、フロントノーズのエンド部分には一文字風のLEDストリップランプが設けられ、両サイドのアンダー部分にはLEDヘッドライト、更にその直下には垂直のエアカーテン、そして中央にはインテークも確認できます。

イプシロンのイニシャル”Y”の意匠を設けたテールランプも

フロントがかなり個性的なデザインである一方、リヤはちょっと控え目ではありますが、丸形テールランプにはイプシロンのイニシャルである”Y”字型を採用。

ブラックのセンターガーニッシュで少し分かりづらいですが、コンパクトなリヤスポイラーが設けられ、更に曲線的なリヤウィンドウが装備されていますが、運転席からの後方視認性が気になる所です。

インテリアまではリークされていませんが、既に開発車両がスパイショットされた際に、フル液晶メーターや新デザイン言語のSALAインフォテインメントシステム、フラットボトムのステアリングホイール、トレイのようなテーブル、Amazon Echoの雰囲気を醸し出すイルミネーションオーブも採用される予定です。

なおプラットフォームは、ステランティスグループのジープ・アベンジャー(Jeep Avenger)やプジョーe-208と同じeCMPプラットフォームが共有される予定で、54kWhのバッテリーパックを搭載し、システム総出力156psを発揮、航続可能距離は約400kmに到達することが期待されています。

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Reference:Motor1.com, Reddit, CARSCOOPS, Instagram