2023年に競売にて落札された超高額なお宝20選!「34万円」で購入したフェラーリが「25億円」に…ブガッティ、パガーニなどの億超え希少モデルも
2023年を締めくくる、超希少&高額値で落札されたお宝たちを一気見!
2023年も様々なスーパーカー/クラシックカーなどが競売に出品され、超高額値で落札されました。
今回は、2023年に世界で最も高額値で落札されたスーパーカー/ハイパーカー/クラシックカーのランキング20をみていきたいと思います。
1位はもはや芸術品レベルの超高額値で落札されていて、2位との差は圧倒的ですが、その他にもどのようなモデルが、いくらぐらいにて落札されているのかチェックしていきましょう。
20位:フェラーリF50(1995年式)
まず20位は、フェラーリのスペチアーレモデルでお馴染みとなるF50。
このモデルは、2023年3月にアメリア島にて開催されたRMサザビーズオークションにて出品された個体で、オーナーが27年間所有していたもので、走行距離は僅か1,342kmと全く走られていません。
2022年には、インテリアに79,000ドル(日本円に換算して約111万円)のメンテナンスを施しているそうで、内外装ともに新品同様の美しさを維持。
本モデルの最終落札価格は5,065,000ドルとのことで、日本円に換算すると約7.1億円になります。
19位:パガーニ・ゾンダR(2010年式)
続いては、パガーニのハイパフォーマンスモデルとなる2010年式のゾンダR(Pagani Zonda R)。
こちらも、2023年3月にアメリア島でのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、何と世界で僅か10台しか製造されなかったRレボルシオン仕様の内の1台とのこと。
本モデルの最終落札価格は5,340,000ドルとのことで、日本円に換算すると約7.5億円になります。
18位:フェラーリ250GT TdF(1959年式)
続いては、フェラーリのクラシックモデルとなる1959年式の250GT TdF(ツール・ド・フランス)。
こちらは、2023年10月にザ・ザウテ・セールでのボナムズオークションにて出品された個体で、当時有名なカーレースでのフェラーリの成功を讃えて命名された希少な一台。
元々はレッドのボディカラーでしたが、わずか数か月後に2番目のオーナーがオロ キアーロ(ライトゴールド)と呼ばれるボディカラーに再塗装しています。
本モデルの最終落札価格は5,365,598ドルとのことで、日本円に換算すると約7.6億円になります。
17位:フェラーリ275GTB/4(1967年式)
続いても、フェラーリのクラシックモデルとなる1967年式の275GTB/4。
こちらは、2023年8月にモントレーのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、オーナーが映画スターのスティーブ・マックイーン氏でした。
この個体はちょっと特殊な経緯を持っていて、1980年代初頭に事故で大破した後、オープン仕様のスパイダーに改造されており、更にその後、フェラーリ・クラシケの職人によって再びクーペに戻されたとのこと。
本モデルの最終落札価格は5,395,000ドルとのことで、日本円に換算すると約7.6億円になります。
16位:ブガッティ・タイプ57SCツアラー(1937年式)
続いても、ブガッティのクラシックモデルとなる1937年式のタイプ57SCツアラー。
こちらも、2023年8月にモントレーのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、驚くほどモダンなティアドロップ型のボディを備えたクーペモデル・
この個体は、イギリスのコーチビルダーであるコルシカ社がボディを製作したものでコンバーチブルも存在しました。
車名にあるSCの”C”は、最高出力203psにまで高め、最高速度193km/hまでを実現するコンプレッサーまたはスーパーチャージャーを意味します。
本モデルの最終落札価格は先ほどの17位と同じ5,395,000ドルとのことで、日本円に換算すると約7.6億円になります。
15位:エンツォ・フェラーリ(2002年式)
続いては、フェラーリのスペチアーレモデルでお馴染みとなる2002年式のエンツォ・フェラーリ(EnzoFerrari)。
こちらも、2023年6月にラスタロッサのモナコビークルオークションにて出品された個体で、世界限定399台のみ製造され、しかもカーナンバーは「1」であり、2度のF1チャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソが新車納車時から所有していた一台です。
本モデルの最終落札価格は5,998,805ドルとのことで、日本円に換算すると約8.5億円になります。
14位:フェラーリ340アメリカ・バルケッタ(1951年式)
続いては、フェラーリのクラシックモデルとなる1951年式の340アメリカ・バルケッタ。
こちらは、2023年2月にレトロモービルのArtcurialオークションにて出品された個体で、48年間一人のコレクターが所有していました。
1951年のル・マンで最高3位の成績を収めた340アメリカ・バルケッタですが、ピットストップ後にスターターが故障してレースリタイア。
この他にも、1953年のセブリング12時間耐久レースや 1954年のデイトナスピードウィークにも出場した貴重な一台となります。
本モデルの最終落札価格は6,338,737ドルとのことで、日本円に換算すると約8.9億円になります。
13位:フェラーリ121LMスパイダー(1955年式)
続いても、フェラーリのクラシックモデルとなる1955年式の121LMスパイダー。
こちらは、2023年6月にル・マンのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、世界に現存するのは4台のみで、今回そのうちの1台が出品されました。
新車時にはミッレミリアにも出場し、フェラーリ・クラシケのフルレストアを受けたばかりの”ほぼ新車”なので、コンディションとしては抜群。
本モデルの最終落札価格は6,379,285ドルとのことで、日本円に換算すると約9.0億円になります。
12位:フェラーリ410スーパーアメリカ(1959年式)
続いても、フェラーリのクラシックモデルとなる1959年式の41スーパーアメリカ(フェラーリめちゃくちゃ多いな…)。
こちらは、2023年8月にモントレーのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、カバー付きヘッドライトを備えたモデルは、世界で僅か7台のみであり、今回のその内の1台が出品。
ボディカラーは、何ともステルスチックで世界に一台しか存在しないNero Tropicale IVIにてペイントされています。
本モデルの最終落札価格は6,605,000ドルとのことで、日本円に換算すると約9.3億円になります。
11位:フェラーリ250GT SWBベルリネッタ(1961年式)
続いても、フェラーリのクラシックモデルとなる1961年式の250GT SWBベルリネッタ。
こちらは、2023年5月にヴィラ・エルバのRMサザビーズオークションにて出品された個体で、1960年代のオリジナル・ハービー映画に登場。
あまりにも情報が少ない上に、今回出品された個体のサービスブックも添付されていないとのことで、ある意味謎に満ちた一台です。
本モデルの最終落札価格は7,316,598ドルとのことで、日本円に換算すると約10.3億円になります(遂に日本円で10億円の壁を突破!)。