ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)の周りからの評価が想像以上に辛口だった件。「値段上がったのに安っぽくなったな」「素直に欲しいと思わない」等

SNSでも辛口評価が多かった新型N-BOXだが、実際の声は想像以上の辛口だった

2023年10月に私に納車されて、もうすぐ3か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。

街中でも少しずつ新型を見かけるようになってきましたが、感覚的にはまだまだ先代JF3/JF4とすれ違う確率の方が高い一方で、新型の全国の売れ行きは計画比に対してどの程度なのかもとても気になる所。

今回は、本モデルが納車されてから複数の知人や仕事仲間などに見ていただく機会があったので、周りから見る新型はどのような完成度なのか?先代に比べるとどうなのか?といった感想を聞いていきたいと思います。


新型N-BOXを見ての感想・反応はイマイチ?

まずは、新型N-BOXを初めて見ての知人などの感想をまとめて見ていきましょう。

なかには、先代N-BOX(JF3/JF4)を所有する方もいらっしゃったので、「先代と比べて〇〇」という意見もありますが、最も多かった感想をまとめていくと…

・パッ見だと新型だと分かりづらい(パーツの流用?なども見られて新鮮味がない)

・N-BOXカスタムだと攻撃的な顔つきが印象的だったが、新型は落ち着いた印象を受ける

・黒色のN-BOXは高級感があったように思えるが、新型はあんまり高級が見られない(クローム調加飾が減ったから?)

・先代から何が進化して、何が良くなったのかがわからない。むしろ室内のチープ感などを見ると、悪くなったようにも見える

と、意外にも初見の車に対して結構な辛口評価で、もう一つ意外だったのは、N-BOXを所有していない方が多かったけど、先代JF3/JF4の質感の高さを把握している方が多かったということ。

それだけ先代の完成度が相当に高かった?という認識なのかもしれず、先代の完成度が高いからこそ、新型は更に進化して装備内容も充実しているだろうと思われる方が多かったのかもしれません。

しかしながら、知人から見る新型N-BOXは、その期待値や想定値を下回る内容だったそうで、「これで総額280万円もするの?先代より高くなってない?もう軽の値段じゃないじゃん」と驚きの声も多かったのも事実。

新型N-BOXは先代に比べて安っぽくなった

続いては、既にSNSなどでも云われていますが、周りからの感想としては「値段は上がったのに安っぽくなった」という内容が多めだったこと。

・一文字ライトで新しいように見せているけど、反対に安っぽく見えて勿体ない

・テールランプもシンプルに見せているようで、何だか新型っぽく見えないし古臭い

・先代(JF3/JF4)のN-BOXは、価格は高いけど内装の質感も高かった。だけど新型(JF5/JF6)は値段が上がっただけで、内装の質感は劣化しているように見える

・約280万円もするのに他の軽で設定されるようなステアリングヒーターが無いのはダメ!価格に見合った装備じゃないよね

・値段が上がった理由も物価が高騰しているからだと思うけど、何でもかんでもそれを言い訳にしてダウングレードするのはどうかと思う。企業努力といえば聞こえがは良いかもしれないが、それではホンダのブランディングはますます安っぽくなるだけだと思う

と、こちらも想像以上の辛口評価。

物価の高騰が「言い訳」に聞こえてしまう?

昨今のスーパー軽ハイトワゴンもそうですが、軽自動車全体の質感や装備内容、顧客が求めているものがレベルアップしていることを考えると、N-BOXは先代JF3/JF4の完成度が高かっただけに期待値も大きすぎたのかもしれません。

あとは、昨今車両本体価格が値上げしている理由の一つに挙げられ、材料費と物流コストの高騰ですが、これをユーザー側が「言い訳」と捉えるのも中々に過激だとは思いますが、確かに何でもかんでも「物価が高騰しているから価格帯をできるだけ維持」と言い訳にしてしまうと、その言葉に甘えて完成度や満足度、そしてメーカーブランドを衰退させてしまう要因の一つになっているのかもしれません(一時期の部品・半導体が不足しているから納期が遅れる的なアレ)。

2ページ目:思った以上にまだまだ出てくる不満と辛口評価!「先代の方が良かった」と比較する声が多め?