三菱の新型デリカミニが納車されて7か月が経過!燃費は相変わらずイマイチだが、走りはオフロード向けでアクティブ!強力なエンブレ&パドル操作だけで十分?
早いもので私の新型デリカミニも納車されて7か月が経過し、走行距離も5,500kmを突破!
2023年6月に私に納車されて7か月が経過した、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。
気が付けば本モデルの走行距離も5,500kmを突破し、おそらく納車されて1年が経過するころには8,000km~9,000kmに到達するのではないか?と予想されます。
それだけ使い勝手も良く、おまけに走りも競合モデルのホンダ新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)と異なる部分も多め。
具体的にどういったところに違いが感じられるのか?比較も兼ねてチェックしていきましょう。
デリカミニのターボモデルはギア低め?高回転を維持する傾向にある?
まずはデリカミニの走りについて。
これは過去のブログでも何度かお伝えしている通り、あくまでもターボ仕様のT Premiumグレードに限定した話ではありますが、泥濘などを走破するためオフロード向けに独自に味付けしているからなのか、立ち上がりのトルクは強めで、それでいてエンジンの回転数も3,000rpm~4,000rpmと割かし高め。
三菱特有なのか、デリカミニのキャラクターやコンセプトに準じているからなのか、泥濘や荒れた道路を走破することを想定して、予めエンジンの回転数を高めにしているところは三菱らしいところ。
一方で、他に私が所有するホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)では、立ち上がりは回転数を抑えつつ、しかし軽ターボらしい力強くも静かな走りを提供してくれるんですね。
マイパイロットOFF後は回転数も高めエンジンブレーキ強め!パドルシフトでのシフトダウンが加わると、更にエンジンブレーキが強化される
こうした違いがあると、デリカミニの場合はアダプティブクルーズコントロール含めたマイパイロット(MiPilot)走行時からOFFにした際、回転数高め&ギア低めに設定しているからなのか、エンブレはかなり強めですし、パドルシフトによって更にローギア&回転数を上げることで強力なエンブレに繋がるため、ほとんどフットブレーキを多用しなくて良いのは便利(ブレーキパッドの消耗を抑えたり、ホイールもキレイに維持できる)。
N-BOX Customターボもパドルシフトがあるため、パドル操作とエンブレの強弱で十分な減速は行えるものの、体感的なエンブレの強さはデリカミニの方が上。
ただ、フットブレーキを利用する頻度が極めて少ないために、いずれこういった強力なエンブレばかりを多用していると、ブレーキランプを点灯させず、後続車両に対してブレーキの合図が少なくなるため、何れ追突事故につながってしまいそうなのが不安に思う所ですね。
高速道路でのマイパイロットでちょっと気になることも?
続いて、日産のプロパイロット(ProPilot)技術をベースに、三菱独自に味付けされたマイパイロット(MiPilot)について。
本機能については、やはり日産のプロパイロット技術が上手く活用されている関係で、前方車両との車間距離の取り方、下り坂などでの減速はナチュラル。
ただ、マイパイロットでカーブに差し掛かったときの減速や、レーンキープもギクシャクしている印象で、特にコーナーに差し掛かっての減速は強めに感じるところ。
元々デリカミニのエンジンブレーキが強いということも関係している?と思われ、先述にもある通り、トランスミッションがローギア&回転数高めのチューニングを施しているからなのか、一部の条件のときは加減速のメリハリがかなり強く、お世辞にも車内での快適性は高くないの課題。