友人にフェラーリ488GTBが納車されました!YouTubeでも紹介されたワンオフモデルで1年間探し続けた末に手に入れた…オプション代1,000万円超え、カスタム費用は500万円超え
812スーパーファスト → ローマスパイダーに続き、3台目のフェラーリも購入!
先日、当ブログにて友人がフェラーリ新型ローマスパイダー(Ferrari New Roma Spider)を購入・契約したことをお伝えしましたが、今回何と3台目となる488GTBを購入。
友人にとって人生最初のフェラーリが812スーパーファストで、2台目にローマスパイダーを新車オーダー(増車)したわけですが、今回488GTBが急きょ納車されたのは、実は1年ほど前からYouTubeに紹介されたワンオフ仕様の個体に一目ぼれしたから。
【bond cars Tokyo】Ferrari 488GTBの音は封印されているだけ説?!社外エキゾーストで超快音に【車両紹介】
友人にとって、フェラーリに社外製ホイールや社外製マフラー、そして社外製ローダウンスポーツスプリングなどを装着することは未知の領域で、しかし友人が理想とするカスタム例が全て詰まったのが、上のbondcarchannnelさんで紹介された488GTBだったんですね(812スーパーファスト購入前に、購入検討の一台として488GTBも気になっていた模様)。
なかなか中古車市場にも流れず、1年間探し続けたワンオフモデルとのことですが、2023年12月に思わぬ形でカーセンサーに出品され、すぐに販売元に問い合わせ → 即契約 → 約2週間~3週間ほどで納車、という光の速さでの契約でした。
そんな一目ぼれのフェラーリを思わぬ形で増車したわけですが、一体どのような仕様なのか?今回は内外装を簡単にインプレッションしていきましょう。
今回は速報版!友人に納車されたワンオフの488GTBを見ていこう
早速、友人に納車されたフェラーリ488GTBを見ていきましょう。
まず真っ先に注目したいのはエクステリア。
ノーマルモデルでは採用されていないフルカーボン製固定式リヤウィングを装着し、足もとには社外製のワンオフ鍛造アルミホイールを装着することで、一気にアグレッシブさが加味。
おまけに足回りはインチアップされたホイールに合わせてローダウンされているため、より一層低さが際立ちますね。
ただ不思議なことに、見る角度によっては純正フルノーマルっぽさを演出してくれる”純正ライク”さも備える佇まいで、リヤウィングが過剰に主張しないところは、フェラーリの良さを知っているファーストオーナーの良きところ。
但し間近で見ていくと、社外のNOVITEC(ノビテック)製カーボンフロントロアスポイラーが装着されているのもポイントで、空力特性向上や”より低さ”を際立たせるだけでなく、レッドカラーとの陰影も上手く演出。
ボディとの一体感、そして純正ライクさを重要視した社外製のサイドウィングレットも良い仕事してます。
ボディカラーは特別なロッソ・コルサメタリック
こちらはサイドビュー。
ちなみにこのモデルのボディカラーは、フェラーリのコーポレートカラーでもあるソリッド系レッドのロッソ・コルサではなく、中々に希少なロッソ・コルサメタリック。
ボディカラー代だけで8,200ユーロ(日本円に換算して約130万円)とお高めですが、見る角度によって通常のロッソ・コルサとは異なる奥行きのある色味と上品さが、ワンオフ488GTBのカッコ良さを引き立てています。
こちらはリヤクォータービュー。
458スペチアーレのオマージュでもあるワンオフのサイドフィン
サイドスカートにも社外製カーボンファイバーを使用していますが、攻撃力の高さを主張させるサイドフィンは、先代スペチアーレモデルの458スペチアーレをオマージュしたワンオフパーツ。
世界に1セットしか存在しないワンオフ仕様のアナーキーホイール
足もとも見ていくと、社外製となるアナーキーフォージドホイール(Anrky Forged Wheel)を装着。
こちらも一人目のオーナーが488GTB用に特注したワンオフホイールで、しかもフロント21インチ/リヤ22インチの前後異径であり、インチアップしたダイナミックサイズ。
3ピース構造というところにも痺れますが、コンチネンタル製Conti Sport Contact6タイヤから大きくはみ出さずに主張するところも、フェラーリの上品さとマッチしていてグッド。
タイヤサイズとしては、フロント255/30 21インチ、リヤ335/25 22インチと極太仕様。
フロントとリヤでホイールリムの深さが異なるコンケイブ仕様なのも良き(ウェットカーボンのフィンもイカしてるな…)。
そして488GTBの大きな特徴でもあるダクト付きリヤフェンダー。
ダクトももちろんメーカーオプションのカーボンファイバーに変更され、滑らかでセクシーなリヤフェンダー、そしてさりげなく演出するカーボンファイバー製リヤウィングとの相性も抜群(この組み合わせを見るだけでご飯3杯は食べれそう)。
先述にもある通り、NOVITEC製リヤウィングももちろんフルカーボン。
リヤウィングステーももちろんカーボン製。
テールレンズカバーもメーカーオプションのカーボンファイバ製。
オプションの詳細については後日ご紹介しますが、このモデルに設定されているメーカーオプションの総額は80,530ユーロ(日本円に換算して約1,280万円)、そして社外パーツにカスタムの総額は約525万円となっています。
マフラーはバルブ付きの特注ブリリアント!
こちらはリヤビュー。
丸形テールランプもスモーク仕上げでダークに。
そしてリヤマフラーも社外製に交換され、何とバルブ調整付きのブリリアントマフラーをインストール。
バルブ付きの特注というだけでも凄いことですが、V8ツインターボの野太いサウンドから、5,000回転を超えたときのラッパのようなサウンドは筆舌に尽くしがたいほどに至高。
実際に助手席に乗って高速のトンネルでのサウンドを聴かせていただきましたが、アクセルを踏み込んだときの吹き上がりは、まるでNAのような官能さがありました。