燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)で高速+下道で約100km走らせてみた!何と区間燃費「15km/L」でカタログ値以上だった件

新型アルファードのガソリンモデルでも、意外と燃費性能は優秀だった

2024年1月に私に納車された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ[2WD]。

前回、本モデルが納車されてから初めての給油・燃費記録を公開しましたが、今回ようやく満タン給油できたので、早速普段から活用している無料高速道路にて、アダプティブクルーズコントロールの使い方を確認しつつ、下道含めて約100kmほど走らせての区間平均燃費をチェックしてみることに。

ガソリンモデルに関しては、先代30系と同じ排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載しているため、燃費性能はそこまで良くない?という勝手なイメージはあるものの、高速メインで走らせてみると意外な結果となっています。


アルファードで高速道路へ!アダプティブクルーズコントロールを設定する方法は?

早速、アルファードで無料高速道路を走らせて行きましょう。

基本的には、周りの交通量を見ながらアダプティブクルーズコントロールで定速走行することが多いのですが、アルファードの場合、ヘッドアップディスプレイ(HUD)をメーカーオプション設定すると、ステアリングスイッチがHUDと連動するタッチトレーサーシステムになるんですね。

この機能の使い勝手については賛否が大きく分かれており、以前私が所有していたレクサス新型NX350h F SPORTでもタッチトレーサーが搭載されていて、使い勝手としては「かなり使いづらい」というのが正直な感想でした。

おそらく慣れの問題だとは思うのですが、長期間活用してみての印象の変化なども、今後ブログにて残していけたらと考えています。

ちょっと話はズレてしまいましたが、アダプティブクルーズコントロールを設定する際は、上の画像の赤丸にある通り、クルコンスイッチを1度押すだけですぐに定速走行が可能です。

ヘッドアップディスプレイ上だとこんな感じ。

ある一定の速度までアクセルワークで調整しながら加速していき、あとはステアリングの右側にあるクルコンスイッチに軽く触れると、上の赤四角の通り、クルコンマークが反応します。

これを押すと…

赤四角の通り、「レーダークルーズモード(ON)」に切り替わり、これでアクセルを離しても定速走行を維持することになります。

速度調整はタッチトレーサーの十字上下で調整可能

速度調整をする際には、先程のタッチトレーサースイッチの上下を押すことで、「±1km/h」ずつ変更することが可能なのですが、例えば+側を長押しすると…

+5km/hずつ調整してくれるのも中々に便利。

そしてメーター上の12.3インチフル液晶メーターのデザインとしてはこんな感じ。

80km/hの速度固定でクルーズコントロール走行し、センターウィジェットにあるレーダークルーズアイコンの両サイドには、レーントレーシングアシスト[LTA]のON/OFFも確認することが可能です(ステアリングマークがあればLTAはON状態)。

クルーズコントロールによる走りの安定性は?

今回は、乗り心地などは一旦置いといて、クルーズコントロールの精度を優先してインプレッションしていきますが、私が他に所有する新型シエンタ(New Sienta)やプリウス(New Prius)などのクルーズコントロールとは異なり、傾斜キツメの下り坂の速度調整が絶妙。

変にプログラム上でシフトダウンしてエンブレを強く効かせるような減速ではなく、シンプルにアクセルOFFによる減速が多めなので、前方に車両がいないときには、ACCの固定速度+3km/hほどオーバーしても、そのままアクセルOFFのまま惰性で走るため、より一層ナチュラルな精度へとアップデートしたのではないかと思います。

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