【悲報】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの先行公開は無し?発売時期は変わらず2024年夏頃…ギリギリまで現行2代目の勢いを落とさずに販売する計画か?
(続き)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードは果たしてどうなる?
引き続き、ホンダ新型フリードと現行2代目についてチェックしていきましょう。
モデル末期ながらも、現行2代目フリードの売れ行きは好調
なお参考までに、現行2代目フリードの2023年1月~12月通年となる新車販売・登録台数は77,562台と好調で、ホンダの普通乗用車としては最も売れており、更に一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が公開している普通乗用車部門においても全体の10位と好調。
2024年1月度においては、モデル末期ながらも5,487台で全体の10位なので、安定的に販売されていることがわかります。
[2023年1月~12月通年のホンダ新車販売・登録台数]
◆フリード:77,562台(10位)
◆ヴェゼル:59,187台(14位)
◆フィット:57,033台(15位)
◆ステップワゴン:44,157台(19位)
◆ZR-V:21,168台(31位)
◆シビック:13,258台(42位)
これだけ現行2代目が売れていれば、生産終了ギリギリまで勢いを落としくないのも納得できる
こうした安定した販売台数を見ると、「確かに今のタイミングで次期フリードを発表するのは得策ではないな…」と思うのも納得できますし、しかし次期型のデザインでユーザーの好みが大きく分かれるというリスクがあるのも正直なところ(次期型が好みでなければ、現行2代目の在庫車が売れるという戦略なのかも)。
既に国内カーメディアも報じている通り、次期フリードは「ミニステップワゴン」と云われていて、実際にメーカーとの製品勉強会にて実車を拝見したというホンダディーラーのスタッフさんの情報からも、特に丸みを帯びたMPVスタイルや、マイルド顔のフロントマスクは「ミニステップワゴン」そのものだったそうです。
次期型は間違いなく大幅に進化する!しかし、その分の値上がりがヤバそうだ

あとは前回のブログでもお伝えした通り、新型フリードの予防安全装備Honda SENSINGの進化が凄まじく、明らかにトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)を検討する顧客を奪いに行く姿勢なのが伝わってきますし、その一方で大幅な値上げも懸念されるのが正直なところです。
【(2024年)新型フリードの予防安全装備Honda SENSING+先進装備一覧】
◇衝突軽減ブレーキ[CMBS]
◇先行車発進お知らせ機能
◇歩行者事故低減ステアリング
◇路外逸脱抑制機能
◇標識認識機能
◇車線維持支援システム[LKAS]
◇誤発進抑制機能
◇後方誤発進抑制機能
◇[NEW]オートハイビーム
◇[NEW]アダプティブドライビングビーム(上位グレードのみ)
◇[NEW]LEDアクティブコーナリングライト(上位グレードのみ)
◇[NEW]近距離衝突軽減ブレーキ
◇[NEW]渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール[ACC]
◇[NEW]トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
◇[NEW]急アクセル抑制機能
◇[NEW]パーキングセンサーシステム
◇[NEW]ブラインドスポットインフォメーション[BSI]
◇[NEW]後退出庫サポート(上位グレードのみ)
◇[NEW]マルチビューカメラ(上位グレードのみ)
なお、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール[ACC]が搭載されるということは、現行2代目では搭載されていなかった電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]も全グレード標準装備されるため、この点は競合モデルの新型シエンタには無い強み。

あと、国内カーメディアなどが報じていた3列6人乗りの2列目キャプテンシートに備わると噂のオットマンや、電動パワーバックドアに関しては、特に記載なども無かったために装備されないものと予想されます。
おそらくこれらまで装備してしまうと、兄貴分となるミドルサイズミニバンの新型ステップワゴンとのヒエラルキーが逆転する危険性が高いため、敢えてそういった快適装備は設定してこないのでは?と推測されます。
1ページ目:新型フリードは、これまでのホンダ新型車のような先行での発表は無し?