これはヤバいな…世界限定63台のみ販売されたランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 63が空港で盗難被害→逃走中に事故!マセラティMC20が260km/h以上で事故→ドライバーは死亡

空港の屋内有料駐車場に停めたからといって、必ずしも盗まれないとは限らない

以前、アメリカ・サンフランシスコ空港の屋内利用者駐車場にて、ホンダのアメリカ専売ブランドとなるアキュラが世界限定350台のみ販売した新型NSXタイプS(Acura New NSX Type S/そのうち日本は30台のみ)のタイヤホイールが盗まれるという事件が発生。

公共施設の屋内駐車場だからといって、必ずしも防犯対策になっているとは限らず、いつどのような場面で盗難が発生しても不思議ではありませんが、今回は超希少なスーパーカーが「空港にて」盗まれ、しかもその盗まれた車を扱いきれずに事故するという最悪の事態となっています。


何と盗まれた車は、世界限定63台のみ販売されたアヴェンタドールSVJ63

こちらが今回、アメリカ・フロリダ州ヒースロー空港にて盗難被害を受けたというランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ63(Lamborghini Aventador SVJ 63)。

実はこのモデル、世界限定63台のみ販売された希少車種で、世界限定900台のみ販売されたアヴェンタドールSVJとは異なり、サイドドアパネルやフロントフードボンネットに”63”のロゴ付き、トップルーフからリヤエンジンフードにかけてカーボンパーツを使用した特別仕様車となっています。

そんな希少且つ身元が特定されやすいアヴェンタドールSVJ 63ですが、犯人はどのような目的で、且つどのような方法で盗んだのかが気になる所。

しかも犯人は、アヴェンタドールの運転に慣れていないのか、大排気量で圧倒的なパワーを持つアヴェンタドールを扱い切れずに公道をはみ出てクラッシュしたわけですが、少なからずドアの開け方やエンジンのかけ方など、諸々の基本動作に関しては事前に把握していた可能性が高そう。

ちなみにアヴェンタドールSVJ 63のパワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/最大トルク720Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は2.9秒、最高時速は350km/h以上。

アヴェンタドールSVJ 63以外にも、メルセデスAMG G63の一部パーツも盗まれている模様

なお今回の盗難事件については、FACEBOOKでもExotic cars for saleコミュニティでも情報が共有されており、アヴェンタドールSVJ 63以外にも、メルセデスAMG G63の一部パーツ類も盗まれていることが発覚。

犯人はまだ捕まっていないそうですが、仮にアヴェンタドールSVJ 63にフロント・リヤもしくは車内のドライブレコーダーが搭載されていれば、犯人を特定できる手掛かりが掴めるかもしれませんね。

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