納屋で5年間も放置されたスバル・インプレッサWRXが発見される→土埃まみれの姿から新品同様の美しさへ→エンジンは集団訴訟問題で始動できない曰く付き
日本製スポーツカーが納屋に放置される例が多いようにも感じられるが…
以前、アメリカのとある納屋にてイエローカラーのスバル・インプレッサWRX(Subaru Impreza WRX)が7年間放置されていたところを発見され、新品同様の美しい姿へと変貌を遂げた動画が大きな話題となりました。
その後、同国のとある森林にてホンダのアメリカ専売ブランドであるアキュラ初代NSXが2年間も放置され、こちらも新品同様の姿へと変貌を遂げました。
こうした「長年放置された国産スポーツカー」をディテーリングしていくWD Detailingチャンネルが大きな注目を集めていますが、今回もアメリカの納屋にて5年間も放置されていたスバル・インプレッサWRXを発見し、美しい姿へとディテーリングしていきます。
土埃まみれで5年間も発意されたスバル・インプレッサWRX
こちらが今回、アメリカの納屋にて5年間も放置されていたブラックカラーのスバル・インプレッサWRX。
おそらく年式としては2011年~2014年に製造された個体だと予想され、ボディや窓ガラスには大量の土埃が付着していることから、長期間一度も動かされずに放置されていたことがわかります。
WD Detailing曰く、この個体はエンジン始動もできない廃車寸前の個体とのことで、特別にオーナーから譲り受けることに。
ハッチバックモデルというよりも、リヤスポイラーが装着された4ドアセダンタイプとなるインプレッサWRXですが、前述にもある通りエンジン始動不可のため、積車で引き上げられることに。
WD Detailingの作業場へと持ち込まれたインプレッサWRX。
キレイに洗車する前に、まずは取り外せるものから取り外していき、各種パーツの細部をキレイに仕上げていきます。
左フロントフェンダーには凹み傷が
ちなみにこの個体、どうやら左フロントフェンダーが何かに接触して凹んでいることを確認。
さすがに板金作業は専門外なので、後ほど社外に持ち込んで修復することに。
タイヤにも釘が刺さり、自走することは危険
取り外したタイヤを見ていくと、クギが刺さっているものも。
こういったタイヤの修復作業を行うシーンも一部公開されています。
取り外したパーツをキレイに洗浄
とりあえず、取り外したタイヤホイールを洗っていきましょう。
ホイール表面に鉄粉除去クリーナーを散布し、タイヤのサイドウォールもキレイにブラッシング。
ホイールの内側もキレイに鉄粉除去していきます。
筆で細かな汚れを落としたら、あとは丁寧に水洗いしていきます。
足回りの汚れも丁寧に除去
タイヤホイールを取り外した足回りもキレイに手洗いしていきます。
ブレーキディスクローターも錆びや大量の鉄粉汚れが目立つため、細かくブラッシングして汚れを落としていきます。
タイヤハウス周りも大分キレイになりましたね。
ボディ表面の土埃を一気に落としていこう
そしてここからは、いよいよ本命のボディ洗浄。
ボディやガラスに大量に付着した土埃を高圧洗車機で落としていきますが、そこまで頑固にこびりついているわけでもないためスムーズに除去。
ドアパネルやウィンドウモール、サイドミラー内に入り込んだ土埃も順調に落としてきます(意外とボディ表面はコンディションも良いようだ)。
ちょっと意外だったのは、ボディや窓ガラスにウォータースポットがほとんど見当たらなかったということ。
WD Detailing曰く、車体は納屋にて長期間放置されていましたが、屋外にて野ざらしになっていたわけでもないため、オーナーが定期的に手入れをしていれば、更にコンディション抜群の個体になっていたかもしれません。