テスラ新型サイバートラックの「納車直後の錆び」問題が簡単に解決!ボディには”錆び”ではなくただの付着物で、テスラ公式絶賛の簡単な洗い落とし方法も見ていこう

テスラ新型サイバートラックは、今後も様々な面で話題になりそうだ

前回のブログにて、アメリカ人オーナーに納車されて僅か数日しか経過していないテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)のボディ表面に、「錆び」が発見されたとして大きな注目を集めました。

この話題は瞬く間にSNS等にて拡散され、他のアメリカ人オーナーのサイバートラックのボディにも多数の錆びのようなモノが発見されたのですが、そもそも本モデルのボディパネルに使用されるステンレス鋼は「錆びにくい」「傷つきにくい」ことをメリットとして採用されています。

その関係もあって、サイバートラックのステンレスボディは基本的に無塗装の剥き出しになるため、キズや汚れなどが非常に目立ちやすいことがデメリットの一つでもあります。

そんなステンレスボディに「錆び」が発生したと話題になっているサイバートラックについて、とあるYouTuberが「これはサイバートラックの錆びではない」とし、解決策を動画にて紹介しています。


YouTuber「これはサイバートラックの錆びではなく、鉄粉等の付着物が錆びたものだ」

こちらが今回、大きな注目を集めているサイバートラックの「錆び」と思われる要因を特定したというBearded Tesla Guyチャンネル。

彼は実際にサイバートラックを所有するオーナーであり、何かと話題となって「錆び?」問題について悩まされながらも、「これは決して錆じゃない!どうにかこの問題を解決できないか…」ということで原因を特定。

その結果として、サイバートラックの表面には「サイバートラックの錆び」ではなく、単なる付着物であったことが発覚し、長年問題視されると予想された「錆び問題」も、これにて終止符を打つことになりそうです。

こちらが、YouTuberが所有するサイバートラックのボディ表面に見られる「錆びのような汚れ」なのですが、実際には「鉄粉などの付着物が錆びたもの」とのことで、ステンレスボディそのものが錆びているというわけではないとのこと。

鉄粉などの付着物が車体に刺さるのは珍しいことではない

こうした錆びた粒子がボディに付着する例は決して珍しくなく、何もサイバートラックに限らず、ボディパネルが塗装されている普通乗用車や軽自動車、トラックなどにも大量に付着するため(金属工場や電車が走る線路近くなどが近くにあると尚更)、そういった鉄粉や錆びた粒子が見えにくかったのは、塗装されたボディパネルでわかりづらかったから。

今回のようなサイバートラックの「無塗装の剥き出しボディ」だと、鉄粉などの付着物が目立ってしまうため、普段当たり前のように起きていることが「目に見えるようになった」だけなんですね。

ボディに付着した鉄粉等の錆びの落とし方を見ていこう

そして今回、YouTuberが錆びの付着物を除去するために、複数のケミカル剤を紹介しているのですが、日本では恐らく販売されていないであろうBarkeeper’sとWindexといったキッチン用品を使用することに。

早速、サイバートラックのボディ表面の付着物を落とすために、吹き付けタイプのWindexを使って拭き上げていきます。

こんな感じで汚れた箇所に吹き付けていき…

あとは専用のマイクロファイバークロスで吹き上げるだけ。

この作業を行うだけでも、ボディ表面の仕上がりは大きく異なるそうで、ステンレスボディ表面についた付着物や汚れも簡単に落ちていきます。

1回の拭き上げでも汚れは大分落ちましたが、上の画像のように、錆びのような斑点のものが残っています。

そういった場合は、再び同じようにWindexを吹き付けて拭き上げていけば、ボディに刺さった鉄粉も除去できるということになりますが、ボディパネルの汚れが目立つ度にこのような作業を行うのも正直面倒なところ。

特にこの車を利用するオーナーが、電車の通る線路の近くや、金属などの資材を取扱う工場の近くにて駐車するとなると、イヤでも鉄粉などの粒子が付着する恐れがあるため、その度に上記の拭き上げ作業を行うのも非効率的だと思います(慣れない作業で傷を作ってしまったら元も子もない)。

2ページ目:サイバートラックの付着物問題の解決策は他にもある?