往年の名車復活はヤバイ欲しい!ボルボ新型P1800シアンをレストモッドして乗り心地を向上したスポーツGTへ!但し価格は日本円で8,000万円以上か

(続き)ボルボ新型P1800シアンGTの仕様をチェックしていこう

引き続き、ボルボ新型P1800シアンGTを見ていきましょう。

当初はEVになるのでは?と噂されたP1800シアンだが

P1800シアンは当初、EVが設定されるのでは?との噂もありましたが、ボルボやシアンレーシングとしては、ハイパフォーマンスを実現するために、パワーというよりも「軽さ」に重きを置いたのだと推測。

その結果として、ハイブリッド(HEV)やピュアEVでもない、ピュアガソリンエンジンに行きついたのだと考えられますが、環境法規制が厳しく言われるなかで、ここまでハードなモデルを市販化してきたことは流石の一言。

ちなみにこのモデル、最初の記念すべきオーナーはアメリカ人コレクターだそうで、ボディカラーのメタリックグリーンも、往年のクラシックカーをイメージするための特注カラーなのだそう。

メタリックグリーンのボディカラー以外においては、クローム仕上げのフロントグリルや、フロントバンパーとヘッドライト周りをクロームアクセントにすることでメリハリを付けています。

この他にも、サイドミラーやアウタードアハンドル、ウィンドウモールなどもクローム仕上げ。

足もとにおいては、ブロンズカラー仕上げのブレーキキャリパーがインストールされ、ホイールはゴールド塗装で懐かしさを演出。


内装はエレガントでありながらもスパルタン

インテリアにおいては、サンドカラーのレザーとファブリックを採用し、ステアリングホイールは3本スポークのMomo Prototipoステアリングを装着。

他にも、プラッシュレザーで包まれたチタンロールケージを装備するなど、エレガントながらも何気にスパルタンな仕様になっているのもユニーク。

今回のモデルに関して、シアンレーシングの最高経営責任者クリスチャン・ダール氏は、「ボルボP1800シアンの多用途性とほぼ無限のカスタマイズオプションを強調しており、オリジナルモデルの解釈に新たな側面を加えている」と説明。

加えて、「クライアントと最初から最後まで車をカスタマイズする共同作業は、さらに2台の車がアメリカに出荷されるのと同様に、チーム全体にとって非常にやりがいのあるプロセスです」と語っています。

価格は最低でも8,000万円以上?!

ちなみにこのモデル、2020年に発表されたP1800が379,000ポンド(日本円に換算して約7,200万円)であることを考えると、間違いなくそれよりも高額になるため、少なからず日本円で約8,000万円以上になるのではないかと予想されています。

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Reference:CARSCOOPS