レクサス新型LX600が納車されて9か月が経過!「後席はもう少しリクライニングできるようにしてほしい」「ランクル300にはない全てペアガラス構造」等

早いもので、私の新型LX600も納車されて9か月が経過

2023年5月に私に納車されて9か月が経過した、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。

走行距離としては5,000km超えたぐらいで、これから春にかけて更に距離を伸ばすことになると思いますが、今回は本モデルが納車されての雑感に加え、ダメな点と良い点をいくつかまとめていきたいと思います。

他に所有する車に比べて、やはりフラッグシップSUVというだけあってサイズ感や使い勝手というところでは、色々と不満に感じるところもありますし、ラグジュアリーなSUVだからこそ実用性よりもデザイン性や差別化を重視してしまった?というところもあるため、今後のマイナーチェンジなどで改良・改善につなげてほしいところでもあります。


2列目後席は、もう少しリクライニングできるようにしてほしかった

まずは、LX600の後席のシートアレンジについて。

私が所有するモデルは3列7人乗り仕様になりますが、3列目のシートはエマージェンシー用になるため、基本的に床下収納している状態になります。

そうなると2列目のベンチシートは、もう少しアレンジ力が欲しかったと思う所。

具体的には、全長5,100mmもあるロングボディでありながら、2列目の足元のスペースに加え、後方へのリクライニング量が少ないということ。

もちろん、ゆったりと寛げる空間ではありますし、シートの座り心地も助手席に比べて柔らかめなので、高級なソファーに座っているような感覚です。

ただ私のように、身長182cmあるような人間からすると、もう少し足もとのスペースを確保しつつ、更に後方まで寝かせれるレベルまでリクライニングできたら、更にLX600の後席の満足度は上がるのに…と思ったり(レクサスのLシリーズであれば、後席の満足度を高めるのも重要な要素だと思う)。

その理由も、2,850mmというアルファード/ヴェルファイアよりも150mm短いホイールベースが影響しているからだと予想され、上の画像の様に、2列目シートをリクライニングしたときに、後輪のタイヤハウスの内張りが干渉してしまうから?と推測。

全長を変えずに、もう少しホイールベースを延伸して、リヤタイヤを後方にオフセットしていたら、更にリクライニング可能だったのかなぁ…と思うと、まだまだ改善の余地がありそうな一台ではあります。

なお参考までに、こちらは2列4人乗り仕様となるLX600 EXECUTIVE。

先程のベンチシートとは異なり、左右独立式のキャプテンシートを採用していて、後席リクライニングも電動タイプではあるものの、残念ながらこちらも仰向けになるレベルのリクライニングができないため、改めてミニバンの2列目シートの使い勝手の良さを再確認。

納車されて9か月が経過しても、運転席のウィンドウレバーは操作し辛かった

続いては、本モデルが納車された直後にダメな点として取り上げた「運転席のウィンドウレバーや、内ドアグリップの使い勝手」について。

そこまで強く指摘するほどのことではないと思うのですが、実際に普段使いしてみて思うのは、内ドアの持ち手のグリップがあまりにも邪魔で、ウィンドウレバーがかなり押しづらいということ。

そして内ドアのグリップが、他の車種のようにスマホの仮置きポケットとして使えるようなものではなく、シンプルに握るだけのタイプになっていること。

後席用の内ドアになると、上の画像のようにグリップ部分が無く、スマホ置き用のポケットとしても活用できる持ち手が採用されているのですが…

運転席は、なぜかこんな仕様に。

おそらくは長く重いドアをしっかりと開け閉めできるように配慮したためだと推測しますが、実際に使い勝手という面でグッドポイントになっているか?というと全く宜しくないため、できれば後席と同じポケット式にしてほしかったところ。

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