これがフルモデルチェンジ版・日産の新型ロケットサニー?アメ車チックなデザインながらもコンパクトなサイズ感…更に新型チェリーのレンダリングも
かつてはトヨタ・カローラを競合としたモデルなだけに、現代に復活してほしい一台でもある
日産の主力モデルとしてラインナップされているたサニー(Nissan Rocket Sunny)。
元々サニーは、1966年に初代B10型として発売され、その後は11世代に渡ってフルモデルチェンジを繰り返し、現時点ではN18型として海外市場向けとしてラインナップされています。
今回、そのなかでも様々なボディスタイルをラインナップしてきた3代目のB210型にフォーカスを当て、現代にフルモデルチェンジ版・新型ロケットサニーB2100型が復活したら?というCG動画が公開され話題になっています。
まるでアメ車のようなリメイクモデル
こちらが今回、YouTuberのchinadollsチャンネルが自身で作成したという、新型ロケットサニーB2100型の完成イメージレンダリング。
エクステリアとしては、B210型ロケットサニーの面影を残しつつ、現代的なスタイリングと法規制に準拠しつつ、どこかアメ車チックなデザインを取り込んだデザインに。
ちなみにこちらが、1970年代に登場したダットサン世代のロケットサニー。
当時は、4ドア(2ドア)セダンや3ドアファストバッククーペなど、幅広いボディスタイルがラインナップされました。
なぜサニーではなく「ロケットサニー」なの?
ちなみにロケットサニーは、そもそも日産が名付けた正式名称ではなく、B210型からエクセレントクーペのテールランプが丸型3灯式になったことから、ユーザーから「ロケットの噴射口に似ている」として、ロケットクーペもしくはロケットサニーと呼ばれるようになったんですね。
旧世代ロケットサニーと新型ロケットサニーを見比べていこう
そしてここからは、旧世代ロケットサニーとと新型ロケットサニーのエクステリア比較。
こちらが旧世代ロケットサニーのフロントクォータービューですが、アメリカ市場を意識した曲面要素が多く(どことなくダッジっぽい)、抑揚の強いスタイルが特徴です。
そしてこちらが、今回Chinadolls氏によって作成された新型ロケットサニー。
より重厚感とアメ車のような力強さ、そして曲線的な要素と滑らかさが際立ちますが、パネルセクションが少ないところも、旧世代ロケットサニーに近づけているように見えますね。
同氏によれば、本モデルのフロントマスクは4ドアセダンの顔をモチーフにしつつ、現代の日産の同クラスのスポーツ車が存在しないことから、ボディサイズとホイールベースはシルビアS15に合わせて作成したそうです。
現代のトレンドにもなりつつある、レトロな演出の丸形LEDデイライト
フロントヘッドライトは、ロケットサニーの丸形ヘッドライトレンズをモチーフにしつつ、丸形LEDデイタイムランニングライトと単眼LEDヘッドライトを搭載。
そしてその内側には、4本の縦型基調となるLEDフロントウィンカーを搭載し、フロントグリルはボディカラーと同色の水平基調となるインテグレーテッドグリルに仕上げることで、クリーンさや先進性を演出しているようです。