とんでもないお宝が出てきた…走行距離僅か「1,500km」のホンダS2000が競売に出品へ!金箔を使ったボディカラー代だけで「1,000万円以上」もするアレーゼRH95が納車!

(続き)世界限定18台のみ、ようやく5台目が生産されたアレーゼRH95が世界初公開!

続いては、イタリアの老舗コーチビルダーでお馴染みとなるカロッツェリア・ツーリング・スーパーレッジェーラが、同社創立95周年を記念し、2021年に発表したアレーゼRH95(Carrozzeria Touring Superleggera Arese 95)のユーザー向けに作られた実車が公開されました。

本モデルは、アルファロメオの特別モデルとなるディスコ・ヴォランテの再来ともいえる特別モデルで、ベースとなるモデルはフェラーリ488GTB。

そして世界限定18台のみ販売された超希少な一台とのことですが、今回5台目に製造されたユーザー向けの車両がようやく完成・公開されています。


何とボディカラーに金箔を使用し、オプションカラーだけで1,000万円以上!

改めて、今回公開されたアレーゼRH95を見ていくと、ボディカラーはホワイトを基調としながらも、ゴールドのアクセントやストライプが際立つ個性的な一台に。

これは、イタリア語で「黄金の風」を意味する「Vento D’Oro」という特別なボディカラーだそうで、オプションカラーだけで優に1,000万円を超えるとのこと。

リヤエンドも見ていくと、何とバンパーには金箔が使用されているとのことで、洗車するにもメンテナンスするにもかなり気を遣うモデルになりそう。

ちなみにこの高額なボディカラーの特徴は、砂漠の色合いから着想を得たカラーリングで、ホワイトモーニングフロストの外観の色合いは、豊富で鮮やかな金箔のアクセントによって引き立てられています。

本物の金がさまざまなボディパネルに手作業で塗布され、後部全体を覆っているのも強烈ですが、更にカスタム20インチホイールのデュアルトーン仕上げでも金が使用され、グロスブラックのスプリッターやサイド スカート、リアディフューザーともマッチしていますが、外で走らせるにも色々と大変そう…

内装もボディカラーと統一してホワイト基調のシートを採用

ドア開閉は、マクラーレンやラ・フェラーリと同じディヘドラルドアを採用。

インテリアは僅かにしか確認できませんが、ホワイトレザーとアルカンターラの室内装飾にゴールドのアクセントを加味することで、エクステリアと統一感を持たせています。

ちなみにこのモデル、オーナーの強い拘りの関係もあって、製作時間は驚きの5,000時間。

果たして総額いくらになるのか気になるところですが、車両本体価格だけであれば158万ユーロ(日本円に換算して約2.6億円)なので、おそらく総額3億円~4億円になるのではないかと推測。

ちなみに主要諸元もおさらいしておくと、ボディサイズは全長4,782mm×全幅1,982mm×全高1,259mmと488GTBよりも少し大きく、パワートレインは、排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力670ps/最大トルク760Nmを発揮。

トランスミッションは7速DCT、駆動方式は後輪駆動[MR]、0-100km/hの加速時間は3秒フラットとなっています。

関連記事

Reference:Cars&Bids, CARSCOOPS